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2006年04月22日


大阪出身+若く美しい、女性の指揮者+ロシア=西本智美♪
こんな図式が見えてきそうな指揮者、西本智美とは、どうなのか!?
を見極めに、西宮に出かけていった。

TVでの特集があったり、何せ数少ない有名女性指揮者。
同性としては応援したくなる彼女なのだが、
あまりオケマンには、人気が無いようなのだ(^^;)
人気は凄まじく、すぐに完売!
音を優先するより、少しでも近くで観たい席が、売れていく。。。
さて、音楽は。。。?

ショスタコーヴィチ《祝典序曲》op.96
親しみ深いこの曲がオープニング♪
まだ、音が馴染んでいないのかな?
軽く流した感じ。。。

プロコフィエフ《組曲「キージェ中尉」》op.60
忙しくって、残念ながら行けなかったNaokiが聴きたかったこの曲
内容を説明してくれていた。

映画の為の音楽で、
ロシアの皇帝が、家来を叱ろうとして、責任者を呼べと言うと、
困った家来が、『ええっと。。。』と、言っているのが、
ロシア語で、「キージェ中尉」と聞こえてしまう。
その実在しない「キージェ中尉」が、流刑になり、許されて、恋をして、
結婚まであげて、最後には葬式まであげることになる。

面白く、パロディの要素の入ったこの組曲。
場面を浮かべながら聴くとナカナカ楽しい興味深い曲である♪

しかし、これももう一つ『ウワァ~!』と言うほどの感激はない。
練習不足!?指揮者とPACが馴染んでないのかも?

さて、いよいよメイン
ショスタコーヴィチ《交響曲第5番》ニ短調 0p.47『革命』
これも、Naokiから予習
ショスタコーヴィチという作曲家が、どうゆう時代背景の中で生きていったのか!
を知るところから、この曲が理解出来うる。
ロシア革命が、11歳の時に起き、ソヴィエト社会主義共和国連邦となる。
作曲家として、生き延びるためには、
社会主義的なものを鼓舞する様な要素の音楽を作らざるを得なかった。
この曲が出来た当初は、スターリンを謳歌したかのように見られていたのだが、
実は、音楽の中に、ショスタコーヴィチの心を歌っていたと考えられている。
作曲、音楽での逆襲!?
そんな事を思いながら、聴いてみると、この曲の力強さが浸みてくるように感じる。

結果。。。
名曲である!!!
最後のティンパニーの盛り上がりによる所のフレーズの小気味良い事!
私の好きなクラシックベストテンにはいるだろう!
さすがに、選曲もさる事ながら、この曲は西本さんの指揮とPACの若々しいオケの迫力が
がっぷりよつに組んで、しっかり仕上げてきた!との感があった。

まぁ、終わりよければすべて良し。かな?(^^;)
西本さんの力量はもう一つ分からないままだったが、
人気が凄い事ははっきり分かった(^^;)
くーるびゅーてぃの彼女がアンコール曲のタクトを振ると。。。
『Happy Birthday to You~☆』と、PACが演奏!
嬉しいサプライズに、ちょっとウルウルの西本さん。
今日は丁度お誕生日なんだそうな。。。(←彼女のHPのBBSより)
そして、改めて、
《カバレリア・ルスティカーナ》
がアンコール曲で、しっとりと聴かせてもらいました。
 
t-nisimoto-pac.jpg
 
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