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2006年05月11日


この頃、色んなオケにエキストラとして、参加させてもらっているNaoki
しかし、今回は、関西でも、1,2を争うオケ。京響
本当に、少し。。。
1曲それも、盛り上がりのスネアを1場面だけ(^^;)
しかし、それはNaokiにとって、記念すべきものだったかも知れない。。。

指揮者は、ドミトリ・キタエンコ
いかにも気のイイ、ロシアのおっさんって感じ♪
実は、全く知らなかったのだが、なかなかどうして偉大な指揮者だったと判明!(^^;)
モーツァルトと、ショスタコと言うのも、魅力的だった。。。

会場は、京響のファンなのか、大勢の観客で活気があった♪
京響創立50周年の今年は、色んな企画も目白押しで、
今回始まる前にホワイエで、フルートとビオラのミニコンサートもあった。

さて、ほぼ満席の会場で、
《交響曲大36番ハ長調「リンツ」K.425》モーツァルト が始まった。
「リンツ」とは、オーストリアの都市の名前。
妻を連れて、ザルツブルグに里帰りした後、伯爵に請われて、1週間で作曲初演した曲。
30分弱の交響曲ながら、色んな要素が入って、楽しめた1曲目
チェックは、かの京響首席ティンパニスト、奥村さんの巧さ!
若い時から、ン十年。もう数年で定年になろうという奥村さんの音は、
やはり迫力があっても、とてもオケに馴染んで、魅力的な強さを響かせていた!
Naokiの尊敬するティンパニストの1人である(^_^)v

つい、最初の曲というと、軽く流した感があったりするのだが、
しっかり魅力を出していたのは、オケの巧さ。そして、指揮者の素晴らしさだろう。

そして大曲
《交響曲第7番ハ長調「レニングラード」op.60》ショスタコーヴィチ
モーツァルトが、生誕250年なら、ショスタコーヴィチも、生誕100年
ロシアを代表する作曲家であるショスタコーヴィチが、
ドイツ軍がロシアに侵攻して、レニングラード攻防戦となり、
その国防と愛国の念で作曲した曲なのである。
「戦争」「回想」「祖国の広野」「勝利」の4楽章からなる標題音楽である。
「戦争」では、ボレロのパロディのように、スネアがずっと同じリズムで
足音のように、迫ってくる様子を表現し、
不安定な戦下の様子を映し出している。
「回想」では、平和な想い出を歌う叙情的な場面として捉え、
「祖国の広野」では、生きる喜び・自然への賛歌で、フルートの主題は、
鳥の声を表現していた。
「勝利」戦争の激化、そして、勝利への祈り
凄まじい戦闘の銃声・爆裂音と、犠牲者へのサラバンドが交差し、
やがて来るべき勝利への盛り上がりが、全オケによって表現されて、
素晴らしい迫力で、終結する。。。

レニングラードに生まれ育った、キタエンコが、全交響曲をCD化したという
ショスタコーヴィチのこの「レニングラード」に寄せる思いが、
十分に感じ取れた内容だった!
又、それを素晴らしい技術と感性で答えた、京響の巧さも際立ったものだった。

この演奏の中で、Naokiのスネアは、スネアが1台又1台と増えて行き、
盛り上げていくところを担当。
Naokiのスネアが始まるところは、とてもイイ感じにそして無理が無く音が深まり、
なかなかの出来だったと思う(*^_^*)
まぁ、数千人の聴衆の中で、ここを注意して聴いたのは、私くらいだろうが(^^;)

70分にも及ぶ大曲だったが、大いに満足のいくものだった。
kyokyo-hatunori.jpg
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