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2006年06月24日


今回は、若手のオロサヌ指揮によるPACの第2回定演。
あまり知らない曲。オロサヌの写真から受けるイメージ。。。
美形のヴァイオリニスト:アナスタシアも出演なのだが、もう一つ気の乗らないChris
しかし、折角のチケットだし・・・と、行ってみると。。。

相変わらず、人・人・人の兵庫芸文!
活気のあるのは、やはりワクワクするものだ(*^^)v
そうこうする内、オロサヌ登場!
エッ!?イイ感じやん!(^_-)-☆
写真のイメージとは全く違い、顔が小さくて、イケメン!?(^^ゞ
ヴァイオリンのアナスタシアも、ブルーの素敵なドレスで登場♪
こちらは、写真の方がお美しいかも?
さて、
エネスコ《ルーマニア狂詩曲》第1番 作品11-1
ヴァイオリンの名手である作曲者による楽曲
アナスタシアのストラディヴァリは、繊細で、魅力的な音色を聴かせてくれた

ラロ《スペイン交響曲》ニ短調 作品21
PACのオケと、アナスタシアのソロとの融合。
ソロと、オケの掛け合い。これはやはり相当難しいものだと感じた。
ソロのヴォリュームが、オケのヴォリュームに負けてしまってもいけないし、
ソロの繊細さを失わず、オケがその演奏を盛り上げていくのは、
以心伝心ではないが、それぞれの雰囲気が一致しないと
完成された演奏にはならないような気がした。。。

この事について帰ってNaokiに意見を聞いてみた。
『ここに蚊がブ~ンって飛んできたとするやろ・・・』
『捕まえようと、狙ってパン!と叩くより、
パンと叩いたら、蚊がその中に入っていた!』
『その方が、音楽的には決まるのやないやろか?』
つまり、みんなが狙って、音を合わせようとするより、
みんながここだ!と思って演奏したものが、一致した方が、
自然で素晴らしい音楽となるのではないか!と言う事なのだ。
・・・う~~~む。難しいだろうけど、納得!の母

そして、最後はオケのみの
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》作品35
海軍士官学校卒の作曲家による
『千夜一夜物語』に基づいた4曲構成の交響組曲

あまり聞いたことも無い作曲家・曲名だったChris
ところが、曲の面白い事!
ヴァイオリンをはじめとして、いろんな楽器がソロを取って、
いろんな情景を音で感じさせてくれる!
第1曲『海とシンドバッドの船』
第2曲『カランダール王子の物語』
第3曲『若い王子と王女』
第4曲『バグダッドの祭、海、青銅の騎士のある岩にての難破、終曲』

何と言っても、特筆すべきは、コンマス(我京芸の講師、四方先生)のソロ
語るような音の流れ、ヒロインの役目を見事にかもし出していた!
今更ながら、本当に素晴らしい演奏!!!
それに続くように、ファゴット、クラリネット、オーボエ、チェロ、コントラバス
そして勿論、スネアにティンパニー他打楽器のソロや、魅力をふんだんに使った演奏
それぞれの曲想が、そこに映像があるかのように見て取れた!
選曲が良かった!そして、それを満足させるだけの演奏だった!!!

若いオロサヌの指揮に、若いPACは呼応して、魅力的な演奏になった♪
ちょっと得をした気分で、初夏の西宮を後にした。。。
pac-2nd.jpg
 
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