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2007年09月16日


本当に、いつまで続くこの暑さ。。。
そんな残暑厳しい1日。
大阪のイシハラホールで、関係者のみのコンサートに出かけていった。

今回、あの読売日本交響楽団から呼んで頂き、
Naokiがティンパニや打楽器を担当させてもらえることになったのだ!

読売関係の家族の方々を招待してのコンサート。
HPにも、チケットぴあにも、全く載っていない(*_*)
しかし、指揮は読響「正指揮者」になられた下野竜也さん。
メンバーは小編成ではあるが、読響のメンバーがほとんど。。。

そう、よく考えたら、プロオケではNaokiにとってティンパニは、初!となるのだ

菅原先生と言う国宝級?のティンパニストがいらした読響
種谷先生のマリンバコンサートで、ご一緒させて頂いたことはあるが、
もう、天空の人のような存在なのだ。
今回は、この菅原先生が定年となられ、
新たに主席ティンパニストに成られた岡田さん達とご一緒させて頂く。

ビビルな!と言う方が無理なのかも知れない。。。
しかし折角与えてもらえた素晴らしい機会。
何とか満足に実力の出せるものにしたかったNaokiである。

さて、会場は、300名も入れるかどうかの小さなホール
どちらかというと、室内楽向きである。
そんな会場は、可愛いお子様を連れた家族の方で一杯(*^_^*)
とっても明るく楽しいムードでコンサートは始まった。

チャイコフスキー《「エフギニー・オネーギン」よりポロネーズ》
ビゼーのカルメンに刺激されて作曲された歌劇曲
華やかに演奏の幕開けにもってこいの曲。
最初の音を聴いて、『おお!』と、音の響きの凄さに驚いた。
一昨夜、Naokiが大阪での読響の定演を聴きに行ってきて、
『もう、全然違うわ!』と感嘆の声を上げていた読響の音。
メンバーの規模も、会場の広さも、緊張感も違うだろうけど、
メンバー1人1人のレベルの高さはうかがえた。
Naokiは、ティンパニ担当。
少し、解け合ってない感は感じられたが、
まぁ、Naokiらしいイイ音は聴けた気がした。

早川正昭《「日本の四季」より秋》
日本らしい秋の曲をアレンジで聞かせたもの。

《フライパン協奏曲》読響と競演
そろそろ退屈してきたお子様向けに、
読響のメンバーとフライパンを叩いて一緒に演奏というコーナー
可愛いお子様達が、一生懸命リズムに合わせて(それでも少し遅れて^^;)叩く様子は、
会場が一体となり楽しい空間に。。。
ここでもNaokiはティンパニで活躍。

シベリウス《「カレリア組曲」より行進曲》
これも楽しい行進曲。
若いメンバーが多いと感じる読響のメンバーだが、
その音楽に甘さはない。
しっかりとした魅力あるサウンドで、楽しい演奏を聴かせてくれた。
Naokiのティンパニも、何とか出来てると感じた。

前半で、Naokiのティンパニは終わり、
後半は、主席ティンパニストの岡田さんに替わり、
Naokiは、タンバリンや大太鼓担当に

ベートーベン《交響曲第5番「運命」より》
こちらは、指揮者に挑戦のコーナー!
下野さんの素敵なトークに子供達が指揮台に上がり、ふらつく手で指揮棒を振る
ダダダダ~~~ン。。。。。となってから、次に進まなかったり、
読響メンバーが早く出過ぎたり、ご愛敬(^_-)
最後に、下野さんから、賞状を頂いて満足のちびっ子達(*^_^*)

ジョン・ウィリアムス《E・Tのテーマ》
お馴染みのこの曲。
夢見る心地で流れるようなイイ気分
主席ティンパニストのティンパニは、さすが1枚も2枚も↑
しっくり全体の音楽に馴染んで、安心して楽しめる音楽になっていた。
(ま。。。当たり前なんですが^^;)
Naokiの打楽器は、これと言ったミスもなく、何とかクリアー♪

《ディズニーメドレー》
楽しい曲が続く。

《浜辺の唄》合唱
会場の観客も一緒に大合唱♪

ヴェルディ《アイーダの凱旋行進曲》
最後は、サッカーでお馴染みのこの曲
あくまで楽しく明るく盛り上がった演奏で終了!

トランペットもトロンボーンもレベルが違う!
やはり、在京オケのレベルたるや、本当にスゴイ!
定演とかではなく、ボランティアに近いこのコンサートででも、
巧さは光っていた。。。

そんな素敵な気分で帰路についたChrisだったが、
さて、Naokiはというと。。。

何と、思いも寄らぬアクシデント(*_*)
ティンパニを大阪のアーティストに借りた訳なのだが、
そのティンパニが、想像していたものと違う物が来てしまったのだ。
それも、音の状態が悪い物が。。。
音程とかは、ある程度は調整出来るのだが、
それが出来ないレベルのものだったらしく、
時間もなく焦ってしまったらしい。
又、イスやチュ-ニングする機械とかも、やっと本番に間に合ったと言うドタバタ
万全を期して、演奏のみに集中するつもりが、音程が気になって、
満足のいく演奏が出来ないでいたそうだった。

会場自体が狭く、大音量の読響がやるには響きすぎた感のある状況。
ファミリーコンサートという性格上、楽しむことが主眼にあり、
観客側としては、そんなに言うほど悪くは感じなかったのだが、
上手く聴かせたい!と言う気負いもあったか、
一杯一杯になってしまったNaokiであった。。。

確かに、自分が満足する物を出せなかったのは、本当に辛く悔しいことなのだが、
これも1つの経験値。
こんなアクシデントもある!という事を、知ったことだけでも
Naokiの経験値は上がった!!!となるのでは無いだろうか?
まだまだ、経験の浅いNaoki。
オケでのティンパニの経験を積むことは、中々トラの仕事としては、無い。
院生になったので、大学での定演にも載らない。
何とかして、オケでのティンパニを出来るだけ経験して、大きくなって欲しいChrisだった。
 
yomikyo-famicon.jpg
 
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