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2006年04月25日


これも、大阪国際フェスティバルの1つ
今日はママさんコーラスをしている友人と出かけた。

さて、この企画。
オペラと言う訳でもなく、ただオペラ曲を演奏するだけでもなく、
どうなの!?と思いつつも、
井上道義さ指揮・企画 特別出演:平幹二朗 ソプラノ:森麻季
となると、ちょっと心が騒ぐ☆

まずは、平幹二郎さんが、サリエリとして、天国から落ちてくるところから始まった!
そして、サリエリから観たモーツァルトを小さい頃から見守りながら、
ストーリーテラーとなって、面白おかしく舞台を進めていく。
その中で、色んな役のアリアとかを、森麻季らの声楽家達が演じ歌っていく。
その伴奏にはオケが、向かって舞台右手で演奏する。
とっても広い舞台だから、難なく出来るのだ。
バックにはその時々のモーツァルトの顔の絵などが映し出され、
なかなか興味深い演出だった。

《ドン・ジョヴァンンニ》序曲 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

バッハ《パルティータ》1番 
ピアノを練習中のアマデウス4才 
可愛い僕が、ちゃんとカツラを着けて熱演!

《フィガロの結婚》「恋とはどんな物かしら」「自分で自分が分からない」ケルビーノ

《牧人の王様》「大気は澄み」アミンタ

シュニトケ《モズーアルト・ア・ラ・ハイドン》オケ

《1日にしてお金持ち》「昼食の後眠ったら」ラウレッタ

《コシ・ファン・トゥッテ》
「美しいまなざしは運命を狂わす」「素晴らしき軍隊生活よ」

《ドン・ジョヴァンニ》第2幕 15場

《弦楽四重奏曲第19番「不協和音」》 序奏

《フィガロの結婚》「心変わらぬ恋人達」

ロッシーニ《セビリアの理髪師》「今の歌声は」ロジーナ
この曲の森麻季は、本当に最高だった!
あれだけ線の細い体で、あの素晴らしいソプラノがどうして出るのか!
あの広いフェスティバルホールに、響き渡った!
さすが、国際舞台でも認められただけの事はあると、納得した瞬間だった!

《ピアノ協奏曲第27番》K.595 終楽章
若干20才の田村響が、モーツァルトのこの曲を、しっとり聴かせてくれた。

《レクイエム》「キリエ」「ラクリモーザ」京響市民合唱団

《ドン・ジョヴァンニ》エピローグ 全員

さて、なんと言っても特筆するのは、平幹二郎の巧さである。
台詞は用意してあった物だと思うが、
サリエリを、そこに本当にいるかのように演じ、
又、どんな言葉も、思いっきり通るはっきり分かる台詞で言ってのけ、
グイグイ、モーツァルトのこの世界に導いてくれた。
彼のこの功績で、この舞台が面白い物になったと言っても過言ではないと思う!

又、聞き慣れないオケ(^^;)
しかし、井上さんのもと、オペラの伴奏としては、間も良く、歌を盛り上げてくれた。

8人の声楽メンバーも、それぞれのイメージで、魅力的に歌ってくれた。
しかし、いつまでも記憶に残るのは、やはり、森さんである。
初めは『線が細くって、評判ほどじゃないかな?』って思わせたのだが、
最後の曲では、『こんなに凄いんだ!』とビンビン感動させてくれた!

こんなオペラも良いなぁ~と満足して、帰路についたChrisだった。


 
blliant-mozart.jpg
 
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