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2006年07月07日


若手注目株no.1の大野和士が振るショスタコそして、
Naokiが心から尊敬する中野功さんのパーカッションを聴きに、
シンフォニーホールに出かけた。
dai-fil-percus1.jpg
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2006年06月25日


京芸管打楽器専攻による演奏会。
入場料無料!
どの程度の方が見に来て頂ける物か!?
しかし、オケほど格式張らず、吹奏楽のノリ♪
そして、打楽器専攻のNaoki達は、あるプロジェクト!?を参画していた!

外は雨。。。
それでも、地域の方達が、お子ちゃま達もご一緒に来て頂けた!
本当に意味でのファミリーコンサート☆

まずは、
G.F.ヘンデル《組曲「王宮の花火の音楽」》より序曲
J.S.バッハ《フーガ ニ短調》
と、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器メインで、
華々しくオープニング

G.ビゼー《組曲「カルメン」》より
第1幕への前奏曲・ハバネラ・闘牛士の歌
誰もが聞き覚えのあるこの曲。

そして、いよいよ・・・
岡田加津子《ミニシアター「ステッキなカサなり」》
京芸の作曲学科の講師であり、打楽器奏者でもある岡田先生の素晴らしい作品!
岡田加津子・池上英樹 で初演された時は、あまりの衝撃に打ちのめされたものだった!

ステッキを男性、傘を女性が持ち、
それぞれが色んなリズムを足踏みと、ステッキ・傘で、表現し、
男と女の恋愛の絡み。感情。を表したミニシアターなるもの。

これをなんと無謀にも!?NaokiとYさんが挑戦!(@_@)
音楽のみならず、物語を演ずると言う課題。
それも、2人の掛け合いによって成立する。

舞台、客席が真っ暗になり、
『お母さん、見えないよぉ~』と、お子ちゃまの声
舞台中央にはNaoki。リズムを刻み、
スポットライトを浴びて、客席近くの袖からYさん。やはりリズムと共に登場
それからは、二人のリズムによる絡み。
冷たくあしらう女
それでも諦めきれない男
女にステッキを取られ、一時は沈んだ男が、
スーツの中から、新しいステッキを出す場面では、
『!?』と、笑いが(^^;)
最後は、傘の中2人で同じリズムを刻んで、袖に消えていく。。。

普通にリズムを刻む事は、まぁプロの二人
しかし、感情をそれにのみ載せて表し、観客の方達にわかってもらうのは・・・
本当に難しい事だったと思う。
どちらかというとメインのYさんはいささか緊張気味(^^;)
歩きながら足でリズムを刻むのは、やはり難しく、
姿勢がどうしても背筋が伸びない。。。
そーとー反りくりかえった位で、ピンと背筋が伸びているように見えるものだと思う。
Naokiは、その点はしゃきっと見えた(^_^)v

でも、総じてイイ感じで演じれたのだと思う♪
先生方には、年相応の色気があった☆
Naoki達には、学生っぽい若さがあった!
変に背伸びせず、今現在の二人の『ステッキなカサなり』が出来たと思う。

幼稚園前のお子ちゃま達も、全く飽きることもなく、舞台に釘付け出来たのは、
何よりも引きつける魅力があったのだと、考えてイイと思う。
力強い一杯の拍手をもらい、
Chrisの横のおじいさんが、雨で持ってこられたご自分の傘を、
コツコツッと、鳴らしてらしたのが嬉しかった。
おじいさんの顔は・・・笑顔(*^_^*)

この楽曲というか企画の素晴らしさ、そして演奏に満足したChrisだった。


L.バーンスタイン《「ウエストサイド・ストーリー」より》
プロローグ・マリア・トゥナイト・アメリカ
先ほどの感激が冷めやらないまま、
金管によるノリノリ曲
・・・所が、お子ちゃま達にはこの曲も通じず、そこかしこで奇声が(^^;)

そして休憩となり、マリンバ他、鍵盤打楽器が並んだ。
L.アンダーソン《ルロイ・アンダーソン集》
シンコペーテッド・クロック
ブルータンゴ
サンドペーパー・バレエ
忘れられた夢
ワルツィング・キャット

こちらも、聴けば必ず知っているメドレー
タイプライターなどの音の曲なども有名で、
今回は、時計の音だったり、猫の鳴き声だったり、
サンドペーパーをそのまま楽器として登場させて、
打楽器専攻のメンバーは、所狭しとパフォーマンス(^_-)

ここでも、密かにNaokiは新しく挑戦したものがあった!
ヴィブラフォーン
見た目は、マリンバのイメージ
音は、電気で音を増幅させて、ヴィブラートを掛けるので、
とろけそうな柔らか~い音色
私の好きな音色でもある☆
所がどうして扱いが難しい。。。
適当なところで音を止めないと、ずーっと鳴ったまま。
これを足でピアノのペタルのように、調節しながら演奏していくのである。

Naokiの演奏は。。。
親の欲目かな?イイ感じだった(^^;)
この忙しくて、やる仕事の多い中、
曲のイメージを良く表現できていたと思う!

又、全体としての打楽器としても、なかなかの仕上がり具合で、
金管より、時間を掛けてるな(^_^)vと感じた。

そして、最後
井澗昌樹編曲《金管楽器のための映画音楽による組曲》
Ⅰ「スパイ大作戦だ!!」とツァラツゥストラは語った
Ⅱそして音楽はあふれだす「オペラ座の怪人」より
Ⅲ人生は美しく、愛に満ちている
Ⅳ冒険の世界へ~アミューズメント・ムービー・コレクション

井澗昌樹さんに編曲をお願いして、
皆さんに聞き覚えのある映画音楽を♪
私達が聴くと、アッ!この曲(@_@)と、映像までも浮かんできそうなのだが、
やはりお子ちゃま達はもう、限界(>_<)
・・・付き合わされてるのも、可哀想な気が。。。(-_-;)
そんな中ではあったが、吹奏楽のノリで何とか乗り切り、
楽しい中でコンサートは終わった(^_^)v

色んな企画があった、地域密着のコンサート♪
案外、ぐずるお子ちゃま達をも、注目させたものは、
それだけ時間を掛けて、本気で取り組んだものだったに違いない!
と、満足のいったChrisだった。
otogoyomi-natu.jpg
 

2006年06月24日


今回は、若手のオロサヌ指揮によるPACの第2回定演。
あまり知らない曲。オロサヌの写真から受けるイメージ。。。
美形のヴァイオリニスト:アナスタシアも出演なのだが、もう一つ気の乗らないChris
しかし、折角のチケットだし・・・と、行ってみると。。。

相変わらず、人・人・人の兵庫芸文!
活気のあるのは、やはりワクワクするものだ(*^^)v
そうこうする内、オロサヌ登場!
エッ!?イイ感じやん!(^_-)-☆
写真のイメージとは全く違い、顔が小さくて、イケメン!?(^^ゞ
ヴァイオリンのアナスタシアも、ブルーの素敵なドレスで登場♪
こちらは、写真の方がお美しいかも?
さて、
エネスコ《ルーマニア狂詩曲》第1番 作品11-1
ヴァイオリンの名手である作曲者による楽曲
アナスタシアのストラディヴァリは、繊細で、魅力的な音色を聴かせてくれた

ラロ《スペイン交響曲》ニ短調 作品21
PACのオケと、アナスタシアのソロとの融合。
ソロと、オケの掛け合い。これはやはり相当難しいものだと感じた。
ソロのヴォリュームが、オケのヴォリュームに負けてしまってもいけないし、
ソロの繊細さを失わず、オケがその演奏を盛り上げていくのは、
以心伝心ではないが、それぞれの雰囲気が一致しないと
完成された演奏にはならないような気がした。。。

この事について帰ってNaokiに意見を聞いてみた。
『ここに蚊がブ~ンって飛んできたとするやろ・・・』
『捕まえようと、狙ってパン!と叩くより、
パンと叩いたら、蚊がその中に入っていた!』
『その方が、音楽的には決まるのやないやろか?』
つまり、みんなが狙って、音を合わせようとするより、
みんながここだ!と思って演奏したものが、一致した方が、
自然で素晴らしい音楽となるのではないか!と言う事なのだ。
・・・う~~~む。難しいだろうけど、納得!の母

そして、最後はオケのみの
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》作品35
海軍士官学校卒の作曲家による
『千夜一夜物語』に基づいた4曲構成の交響組曲

あまり聞いたことも無い作曲家・曲名だったChris
ところが、曲の面白い事!
ヴァイオリンをはじめとして、いろんな楽器がソロを取って、
いろんな情景を音で感じさせてくれる!
第1曲『海とシンドバッドの船』
第2曲『カランダール王子の物語』
第3曲『若い王子と王女』
第4曲『バグダッドの祭、海、青銅の騎士のある岩にての難破、終曲』

何と言っても、特筆すべきは、コンマス(我京芸の講師、四方先生)のソロ
語るような音の流れ、ヒロインの役目を見事にかもし出していた!
今更ながら、本当に素晴らしい演奏!!!
それに続くように、ファゴット、クラリネット、オーボエ、チェロ、コントラバス
そして勿論、スネアにティンパニー他打楽器のソロや、魅力をふんだんに使った演奏
それぞれの曲想が、そこに映像があるかのように見て取れた!
選曲が良かった!そして、それを満足させるだけの演奏だった!!!

若いオロサヌの指揮に、若いPACは呼応して、魅力的な演奏になった♪
ちょっと得をした気分で、初夏の西宮を後にした。。。
pac-2nd.jpg
 

2006年06月15日


雨が降り止まない夕方。。。
京芸である試演会。
足取りも重く?桂まで出かけていった。

試演会。
勿論無料で、生徒の練習の成果を披露する会と言うか、
この会を目標にして、いろんなものに挑戦して、
スキルアップしていくもの。と言った方がイイかもしれない。

そんな中でのマリンバの試演会。
14・15の2日間で、打楽器専攻のいろんなメンバーが演奏した。
Naokiは、2日目のトップ!

J.S.バッハ《無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009》
プレリュード・サラバンド・ジーグ
今回の曲は、低音部の旋律が多く(チェロ曲の為)
ある意味、華やかさはあまり無いものの、
豊かな癒しの音色に包まれた素敵な曲だった。
さて、Naokiはと言うと、それなりにそつなく演奏♪
と言ったとこだろうか?

ただ、イイ感じ♪ではあったが、
ティンパニーや、シンバルで、訴えかけるような魅力があったかというと、
そこまでは、いっていない感があった。
正直、このレベルに来ると、
他のメンバー(マリンバ専攻)のマリンバも魅力があるし、
超絶技巧したら、ハッ!とするものがあるのは確かではあるが、
ならそれがイイか?と言うとそれだけではない気がした。
平たく言えば・・・・よう分からん!?

そんな感想を素直にNaokiに伝えたら、
自分としては、満足のいったNaoki。
帰ってから、即ビデオを再生して、自分の演奏をチェック!
それなりに反省点を見つけて、チョイ落ち込み。。。

が、しかぁ~し
母は思ったのである!
1つの楽器のみが担当ではない打楽器専攻において、
自信のある楽器があるのは良い事だし、
又、それはすべてにおいて自信に繋がるものである。
しかし、そうかと言って、不得意なものを作る事は、
決して良くない。
絶えず、自問自答しながら、ステップアップしていくことが、
とても大事なのだと思った。

不得意攻略が、更なる自信となって、
すべての打楽器にステップアップになる事を
望んでやまないChrisだった(*^^)v
 
sienkai.jpg

2006年06月03日


藤田嗣治展が京都国立近代美術館で開催されて数日目
美術館展示が終わった後、夕方から美術館のホワイエで、
京芸によるコンサートが開催された!

京都東山の平安神宮の大鳥居の前に近代的な美術館。
なぜかこちらは初めてだった!
藤田嗣治の作品は、何となく洒落てて、
もしNaokiのコンサートが無くても行きたかった作品展。
コンサートが始まる2時間ほど前に行き、上の階の美術館に。。。

おお!
やはり、始まったばかり、
そして色んなメディアでコマーシャルしていたのもあってか凄い人!(@_@)
閉館時間までは1時間あまり。。。(>_<)
しっかり味わって、それでもチョイと慌てて(^^;)見て回った。。。

本当に素晴らしかった!!!
人物画。それも婦人画の多い藤田。
パリで彼の乳白色の肌色がその当時大変な話題になった。と言うのもうなずける

ただおしゃれぇ~なパリの香り一杯の絵ばかりでなく、
幾度と無く対面した大戦を、共に生きた彼の戦争作品は、
大きなキャンバスに、その悲惨さを見事に描き出し、迫ってくる物があった!

又、何度も結婚した彼だが、子供はいなかった。
そんな彼の描く、一風変わったそれでいて憎めない子供の絵。
その絵の愛らしさ。色合いの魅力。
本当に填ってしまったChrisだった。

さて、そうこうする内に、閉館となり、1階のホワイエに向かうと、
もう人人人(*_*)
えっ!うそ!
ここまで観客の方が多いとは!?
どうも美術館の会員席が半分位。
当然、平らなところに、椅子だけ置いたスペースでは、後の方は全く見えず(T_T)
サイドの立ち見の場所をゲット!


今日の演奏は、《パリ》がテーマ。
モーツァルト《ディベルティメント ニ長調》
弦楽四重奏にコントラバスを入れたモーツァルトらしい有名な曲
美術館に弦の響きはよく似合う♪

プーランク
《六重奏曲 フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルンとピアノのための》
パリに生まれ、フランス六人組のプーランクの室内楽。
やはりゆったりパリを味あう

ミヨー《マリンバ・ヴィブラフォーンと管弦楽のための協奏曲》
さて、オーケストラを控えて、我が打鍵のKさん登場!
夏の定演のソロをオーディションで勝ち取った彼女(^_^)v
今回は、ティンパニーをNaokiが担当
七月の定演の曲なので、オケとしてはまだ仕上がってないのであるが、
それでも、なかなか素敵な楽曲で、
なんと言ってもマリンバと、ヴィブラフォーン二台を巧みに操り、
もう完璧と言っていいほどの仕上がりを見せていたKさんの演奏に、
魅入られてしまった!
図らずも、初演となった!

Naokiのティンパニーも、イイ音で共演(*^_^*)
本番の定演には、ブラームスで乗るため、この曲はティンパニーはしないのだが、
魅力のある曲なので、この時のみのティンパニーも、楽しめた!

モーツァルト《交響曲第31番 ニ長調[パリ]》
『みんながパリを愛してた!』と副題がつけられた
コンサートの最後を飾るのは、モーツァルトのパリ!
パリの観客を意識しての作曲
それを伺わせる素敵な旋律。
この会場で、ゲネプロ(リハーサル)も出来ない状況であったが、
ソコソコの魅力のあるものに仕上がっていたと思った。

まだ明るかった外の景色は、ネオンに照らされた京の風情に変わり、
ほんわか、芸術のおいしさを堪能した気分の1日だった。
kyo-bi-fujita.jpg
 


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