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2006年09月02日


9月になり、秋の気配が感じられる京都北山に、
大フィルを率いての、初の大植英次を聴きに出かけた!

大フィルは、井上さんでシンフォニーホールで聴いた事はあったが、
やはり、今注目株の大植さん指揮の大フィルを見たかった。。。
今回の席は、2階で、ほぼ舞台真横。
大植さんの熱情溢れる表情も、清水和音さんのピアノに託す思いも、
しっかり感じ取れた(^_^)v
なんせ、大植人気!
なかなかチケットが取れない。。。
今回も満席(@_@)
京都コンサートホールの隅々まで観客で溢れていた。

拍手に迎えられ、大植さん登場!
優しい表情、親しみ深い笑顔で軽く挨拶。
そして、始まった。。。

モーツァルト《歌劇『魔笛』序曲K.620》
よく知られたこの曲での幕開け。
今日のコンサートの正に序曲!
最初にこうして軽く始まるのは、巧い方法だな。と、感じた私
TVで見ていたそのままの印象の大植さん。
納得の1曲目
しかし、驚いたのは、なんと、1曲目から『ブラボー!』
!?
大植フリークなのか、却ってちょっと白々しかった(^^;)

そして、2曲目に
ラフマニノフ《ピアノ協奏曲 第2番 ハ長調 作品18》
ピアニストの清水和音さん、大植さんと共に登場!
年齢も同じくらいの二人。
今、1番脂ののりきった二人の共演。
優しく、そして激しく、とてもしっかりしたピアノのタッチ。
男性ピアニストの魅力を存分に出した清水さん。
それを、優しく包むような大フィルのオケ
会場全体が、満足した拍手で、何度も呼び出され、
最後には、清水さん1人で登場。
(大植さんが、袖で手を合わせ、『どうぞ、1人でアンコールお願いします』の仕草も、この席だと、ぜ~~~んぶ見えちゃった(^_^)v)
アンコールは、
スクリャービン《プレリュードop.11-13》

さぁ、最後は
チャイコフスキー《交響曲 第4番 ヘ短調 作品36》
第1楽章は、馴染みのある、前文、あるいはあらすじの様な音楽
そして、第2章では、もの悲しいオーボエ他の音色
第3楽章は弦楽器のピチカートにより、不思議な空間を演出
民族舞曲風の木管、軽やかな金管と相まって、色んな感情を表現
最後の第4楽章
民衆のお祭り風景の中で、心の深いところの孤独・運命。。。
そして、民衆の喜びの中に、自らの喜びを感じ取り、力強く生きていくことを心に決める。
そんな色んな感情の起伏、高揚を、素晴らしい迫力で最後の盛り上がりに持って行った!
あちこちから、『ブラボー!』の声!
大きな会場全体の拍手に、
『京都に、京都の皆さんに、大フィルを連れて聴いてもらいたかった!』
・・・と、満足の笑顔で語りかけた大植さん!
やはり、魅力のある素晴らしい指揮者だった。。。
アンコールには、
《ビゼー『アルルの女』第2組曲より》
ある意味、一番イイ気分に乗れたアンコール曲(^_^)v
おなか一杯!そんなフルコースのようなコンサートだった♪


その感激を、一緒の会場で分かち合ったあおいママさん達
あおいちゃん。まー君。そして、あおいママさん。
日本を代表するオケと言っても過言ではない大フィル。大植英次さん。
そして、憧れ!?のピアニストの清水和音さんの演奏に、
満足だったあおいちゃん達(*^_^*)
場所がちょっと音を聴くには、ベストと言い難い所だったChris。。。
やはり、正面の席で又大植さんの大フィルを聴いてみたい!と思いつつ、
大植さんの出待ちの多さに(@_@)!で、会場を後にした。

その後は、ひまわりの様なあったかで、爽やかなあおいママさん達と、とっても楽しくお茶をしたのだった(*^_^*)


 
ooue-tyai4.jpg
 
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2006年08月06日


久々に、Naokiにお呼びが掛かった!
パ-カスのトラは、もう充分いらっしゃるので、よっぽどの事じゃないと、
PACには、呼んでもらえないなぁ~って思っていた。
今回は、夏休みのファミリーコンサート
司会は、ABC(朝日放送)のアナウンサーお二人が務めて下さって、
会場のお子様達にも、分りやすく説明。

さぁ、ここでNaokiの任務は・・・?
なんと、1曲乗り、それもトライアングル。
トライアングルが、チョロい訳では決してない!
むしろ、その音次第で、それまでの雰囲気を作用する、重要な楽器ではあるが、
まぁ、回数的には、少ないかな(^^;)

今回は、お忙しい佐渡さんの指揮ではなく、
PACの準指揮者のヤニック・パジェさん。
どこから見ても、あま~い香りのイケメン(^^;)
さて、その指揮ぶりは。。。

チャイコフスキー《バレエ組曲『くるみ割り人形』より》
小序曲
行進曲
トレパーク
花のワルツ
エルガー《愛の挨拶》
ラヴェル《ツィガーヌ》
アイルランド民謡《ロンドンデリーの歌》

ボロディン《歌劇『イーゴリー公』より、ダッタン人の踊り》
ストラヴィンスキー《バレエ組曲『火の鳥』》

盛りだくさんの演奏曲。
知ってる曲、どこかで聞いた曲、生の迫力を知る曲
奥村愛さんのヴァイオリンのソロも入って、
まぁ、プログラムには問題ないかも!?

ただ。。。。
私は言いたかった!
『子供相手だったら、手を抜いてイイのかぁ~~~!』
『佐渡さん指揮じゃなかったら、てきとーに流せばイイのかぁ~!』
2日間。3回公演。
出番の少ないNaokiでさえ、ちょっとお疲れ
他の弦や管そして打楽器も、そーとーお疲れだったのかも?
人気があるので、ついつい急遽追加公演があったり、それでなくても、
凄いスケジュールのPAC
ある意味、可哀想な気さえするのだが、
だからといって、手を抜いて言い訳ではない。

オケ初体験。夏休みの日記に書くのには丁度イイからと、いらした家族の方も多かったのでは?
きっと、退屈したんだろうなぁ~。
クラシックがつまんない!って、感じたかも知れない。
子供って、シビヤーだし、つまらなかったらじっとしていないモン。。。

いっその事、映画音楽(スターウォーズとか)もっと馴染みのある曲も入れても良かったんじゃないかな?

Naokiは、『ダッタン人の踊り』のトライアングルだったけど、
まぁ、任務完了(^_^)vって感じ。バイト泥棒!?(美味しいお仕事でした)
ちゃんと、音色を大事に巧くできたと思う。(親ばか^^;)

今度又参加させてもらえる事があったら、難しい曲でも、たとえ少しでも、
本気!?の時に呼んでもらえたらなぁ~と、甘い考えのChrisだった(^^;)
 
family-con2.jpg
 
2006年07月27日


昨日の感動も一段落。
遠出をするほどの元気もなく、とりあえず、サントリーホールのすぐ近く、
六本木ヒルズを、散策する事に!
roppongi-hills.jpg
 

2006年07月26日


最初に、Naokiがこのプロジェクトに参加の話が来た時、
『エエッ!世界の小澤のオケに参加させてもらえるの!?』
『嘘みたい!!!』
まるで、天にも昇るような気持ちだったのは、
ついこの前のような気がする。。。

ああ!いよいよなんだ。。。
そして、4公演ある内、手短な京都公演ではなく、
やはり最後の東京サントリーホールを選んだ。
今回は、オケ100名以上コーラス100名以上の大所帯。
保護者と言えども、席が自由に取れた訳ではなかった。

さてNaoki達は、携帯の電波も届きにくい山奥?での1週間ほどの合宿からスタートした!
朝から晩まで『復活』漬けの毎日。
納得のいく演奏をしようと、11時になってもチェロが聞こえていたとか!?
小澤氏の指示は的確!そして、なかなか厳しいものだったようだ。

20日。名古屋公演から幕が開いた!
19日からマスコミも入り、元気で意欲的な、小澤氏がニュースでも取上げられた。
初日という事で、小澤塾の面々も、ちょっと堅かったかも知れない?
しかし、やはりそれは、小澤氏の久々の復活!という事もあり、
まずは、イイスタートをきれたように、書かれていた。
所が・・・・実は。。。
Naokiは、メインの担当楽器であるシンバルで、最後のfff(フォルテッシシモ)で、
若干勇み足だったのである。。。
曲が終わって、小澤氏からのダメだしを聞いたのであった。
自分で分っていただけに、自信もあっただけに、凹んだNaoki
しかし、終わったことを悔やんでも、音は戻ってこない。
次回こそ!との思いを強くしたNaokiだった。

23日。地元の京都コンサートホールでの京都公演。
一番経験しているホール。
そして、リハもこのホールでされていた。
ソコソコ満足のいく出来だった。。。
タイミングと言うのは、他の弦や管との盛り上がりもあり、
本当に難しいと感じたNaokiである。

24日。お昼の京都公演が終わってバスに乗り込み大移動。
ハードな中で、浜松公演が開催された。
今回も、曲が掴めてきたのか、ソコソコの出来!
Naokiが自分の演奏として、一番良かったのではと、感じれたようだ。
ただ。。。ハプニング!
今回、マーラーの『復活』は、第5楽章まである。
それも、第3~5楽章は、一気に演奏するようマーラーが指示しているのだ。
その第4楽章は、コントラルト(女声の1番低い声)のアリアのような独唱に近い。
又、ナタリー・シュトゥッツマンが抜群に巧い!!!
そのソロが終わったら、拍手が起こってしまったのだ!
それも鳴りやまない。。。(約1名)
気持ちはとても分るが、結局、小澤氏が手で拍手を押さえるようにして、
最後の盛り上がりの第5楽章に移れたのである。
ちなみに、オペラなどでのアリアには、拍手はOK!
そんなハプニングもありつつ、

26日。いよいよ千秋楽。大舞台東京公演。
場所は、六本木のサントリーホール
20周年を迎えるこのホールは、世界でも有数の素晴らしい音響のホール!
2階正面左の席は、思ったより舞台に近く、音響的にもイイ席だったと思う。

観客の入場が遅れたのか、少し遅れて、開演。
小澤塾の面々が、舞台に現れる。
「頑張ってね!」の気持ちで拍手で迎える。
アッ!小澤さん!!!
塾生に紛れて登場!(@_@)
「今回の主役は、君たちなんだよ!」と言ってるかのような登場に、
微笑ましく、心地よく、拍手喝采!
タクトも無し、スコアも無し!
そして、小澤氏は、指揮台へ。。。
そこには、正に世界の小澤がいた!
左足を前に、まるでこれから始まるマラソンをスタートするかのような構え

。。。。一瞬の静寂。

これからの大曲を予感させるような低い弦の演奏で、『復活』の大海に船を出した!
Ⅰ アレグロ・マエストーソ:全き真摯と荘厳を表現して
「これは葬儀である。参列者達は考える。人生とは、嫌悪するべき冗談なのか?・・・と」
この主題を提議し、葬列からの始まりとなる。
その人の人生をも表現する色んなドラマチックな演出

Ⅱ アンダンテ・モデラート:極めて気楽に、決して急がないで
「懐かしい日々を回想する、一筋の光。」
一転して、柔らか~い音楽。
小澤氏の指揮もとても柔らかく、そして優しい。
母なのか、恋人なのか、包み込むようなあたたかさのある音楽。

80分にも、及ぶ大曲!それも、休憩無し(*_*)
ウトウトしてしまうとしたら、この楽章。と、思っていたのだが、
あまりの癒しの音楽。それも、美しく素敵で、夢の中にはならなかった(^^;)
又、小澤氏はこの楽章で、とても表情も優しく、
「ミスしてもイイですから、気楽に自分の演奏をして下さい(*^_^*)」と、
指示したそうな。。。
Naokiも、小澤氏の笑顔を見るだけで、柔らかい演奏になったと言っていた。

Ⅲ 穏やかに流れるような動きで
「この世の中は狂っており、人々は叫んでいる。」
現実への絶望感と嘆きを表現。
荒々しく、迫力一杯に演奏は展開する!
スケルツォにあたるこの楽章は、これからの盛り上がりを想像させた。
色んな楽器を多彩に使い、魅力的な楽章
民族の生活・楽しみをも表現して、踊り出したくなる衝動に駆られる。
又それは、それぞれの弦・管他の、魅力を引き立てる。

Ⅳ 「原光」:極めて荘厳に、しかし簡素に
Ⅲが終わったかの1休止の後、
ナタリー・シュトゥッツマンのコントラルトが、会場隅々まで包み込んだ!
正に、神の声である!
柔らかく、あたたかく、心のどこもかしこも浄化してくれるようなその歌声は、
この歌に出会えただけでも、この『復活』を聴きに来た価値がある。
とさえ思わせてくれた!
その感動の中、静かに歌が終わる。

Ⅴ 終曲:スケルツォのテンポで、荒々しく飛び出すように
『復活』と、副題が付けられた楽章
静かで、穏やかだったⅣがスーッと消えて、ついにこの楽章が始まる!
人生に終わりを告げたその人が、永遠なる命を得て、復活する様を、
エネルギッシュに、神々しいまでの楽器の演奏で、
そして、コントラルトに、ソプラノも加わり、
100名以上の合唱が一気に立ち上がった時は、
ジーンと、何かこみ上げる物が!
なぜか泣ける!
嬉しいとか、悲しいとか、そんな感情を通り越して、
心が魂が、震わせられる感動を感じた!
何度と無く迫ってくるfffの盛り上がり、弦の響きの一体感。管の最高とも言える迫力。
その中でも、囁くようなメロディも丁寧に演奏される。
ティンパニー2台の迫力は、迫り来るモノを音の振動で盛り上げる!
1番のfffの決めはシンバル。
音色もまぁまぁ合格点。決め手となった、ここぞのタイミングも、私はOK!
と思った。。。。
・・・というか、盛り上がりの素晴らしさ・感動で、何もかもが完璧に思えた!

今回、バンダと言って、舞台から演奏者が舞台裏に移り、そこで演奏するのも行われた!
ホルンやトランペット、そしてNaokiもティンパニーで。。。
舞台の演奏だけでも、十分すぎるほどの迫力、音の広がりなのに、
バンダが又、この広がりをいよいよ増して素晴らしい!!!
Naokiのティンパニーが聴けるとは、実は今の今まで知らなかったChris
ティンパニーの1台を、ロール(ダダダダダと続けて打つ)で盛り上げる演奏であったが、こちらの音色はとても素晴らしく、ちょっと鼻高々だった(^^;)
まぁ、これほどバンダのティンパニーに注目するのは、約1名だったと思うが。。。
こうなってみると、舞台でも、ティンパニー聴きたかったなぁ~(^^;)

そんな、色で言うなら、プリズムを通しての全ての色を表現するかのように、
誠に素晴らしい楽曲!!!
ここまで素晴らしい曲は、私にとっては初体験であった!
マーラーの偉大さ。『復活』と言う楽曲の見事なまでの満足感!
この素晴らしいコンサートを聴けた幸せを一生忘れないであろう!
クラシックの素晴らしさは、こんな感動の中にあるのかも知れない。
もう、感動の渦の中で、これ以上ない盛り上がりに浸り、
永遠の命を得て、『復活』は成されたのであった!

拍手をするのもはばかれるような会場の驚愕の1瞬のあと。。。。
割れんばかりの拍手!!!拍手!!!
満足感に満ちた小澤塾の面々、講師陣。
そして、当然のようににこやかな小澤征爾氏。
それぞれのパートをねぎらうように、拍手をもらい、数回の拍手の後、
オケを引き上げさせた小澤氏。
引き上げなければ、何度拍手が続くか、考えられない。
それでも、浜松のことを聞いていたChrisは、必死に拍手をしたのだが、
東京の方達はいささかクールだった。。。
まぁ、あれだけの演奏の後、何度もの拍手に応えるのも、小澤氏の体を考えると、
申し訳ない気がして、私も舞台を後にした。。。。

Naokiに、『サインもらっといで!』と企画当初から言っていたChrisだったが、
やはり、舞台袖に引き上げても、取り巻きが多く、とてもそんな状態ではなかったそうな。。。
それより・・・
シンバルの1番の決めの所で、もう一つタイミングが合わなかったと、
本当に残念だったNaoki
本当は、『申し訳ありませんでした!』と、先生に謝りたかった。。。と
結局、それも出来なかったのだが、それはNaokiの次へのステップアップへの課題。
本当にイイ経験を、イイ機会を与えてもらったことを感謝しよう!!!
『・・・もう、小澤塾には呼んでもらえへんわ』と、失笑するNaokiが可哀想でもあったが、そんな小澤氏も納得させれる程のBigなパーカッショニストになることを目標に、
是非頑張ってもらいたい!
君には、くさってる暇はないよ!前進あるのみ!!!
そしてありがとう(*^_^*)


これは後日談
『今日の曲はよかったわぁ~』って満足させられるのは、
指揮者がいかに巧いかと言うこと!だそうです(^_-)
さすが世界の小澤氏。素晴らしい!!!


 
ongakujyuku7.jpg
 
2006年07月25日


勇んで出かけた東京!
メインは、コンサート♪
でももう一つとっても楽しみなoff会(*^_^*)
お忙しいところ、KIRARAさん。hamitannさん。そして、Londonから帰省中のwifeさん。
と、想像しただけでも、ワクワクウキウキのChrisでした!
06-7-25-offkai.jpg
 


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