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ブリテンという、私は聞き慣れない現代作曲家による《戦争レクイエム》
と言う曲を、いずみシンフォニエッタのメンバーとしてやる。
って聞いた時、『ぁ。又、訳の分からん現代曲かぁ~』
今回はパスかな?って思ったChrisだったのだが、
ドンと届いた凄い厚さのスコアだったり、
コーラスが、大阪と、イギリス2団体。計3団体。
それに、テノール・バリトン・ソプラノのソリスト。
オケも当然、いずみシンフォニエッタという小編成のオケと、
大阪フィルの大編成のオケ。
計5団体。350名にも及ぶ壮大な曲!
出し物はこれ1本で、休憩無し!

そして、CDで聴いたら、これが又スッゴクイイ!
これは何がなんでも行かなきゃ!って思ったのが、遅かった。。。
既に全て完売。
最後の砦で、Naokiに聞いてもらって、やっとB席をget!
こんな経験またとないから、ウキウキ出かけていった。。。

会場は、コーラス関係の方々が多いのだろう。
熱気ムンムン!
指定席と引き替えて、時間まで待っていようと外に出ると、
可愛いブロンドの男の子達10名ほど。
『うん!この子達がトリニティ少年合唱団の子達だな!』
ホンのちょっと、大阪の待ちを見学していた。

そういてるうちに開場。
この前のフェスティバルホール。
これだけの出場者となると、ここになるのだろう。

ちょっと、配置を軽く説明
後方に、ハダスフィールド合唱協会のメンバー
その前に、大阪シンフォニック クヮイア
向かって左手3/4の扇型が大フィル
右手1/4が、いずみシンフォニエッタ
ソプラノのソリストは、向かって左。大阪シンフォニック クヮイアの前
テノール・バリトンのソリストは、向かって右舞台最前列
そして、忘れていけないのは、トリニティ少年合唱団
彼らは、2階席(客席)左に、オルガン・指揮の方と位置した。

雰囲気が掴めて、さぁ、どんな曲なのか!
《戦争レクイエム》と言う曲は、ベンジャミン・ブリテンが、
戦争の犠牲者に対する追悼・戦争の悲哀そして、平和に切に望む心を
盛り込んで創った曲なのである。

第2次世界大戦のまっただ中、イギリスへの大空襲・空爆により、
聖ミカエル教会のコヴェントリー大聖堂が、
壁のみを残す、無惨な姿になってしまった。
そう、日本の広島のドームのように。。。

その姿を留めたまま、新しく作られた大聖堂の献堂式での
平和を願っての曲として、ブリテンに委嘱されて、創られたのである。

彼は、その曲のソリストを、大戦の交戦国であるイギリス(テノール)ドイツ(バリトン)ソ連(ソプラノ)から呼び寄せた。
結局、ソ連は、出国を認めなかったので、代役となったが・・・。

テノールは、イギリス軍兵士
バリトンはドイツ軍兵士とし、
戦争で亡くなったオーエンの詩を引用し、
小編成のオケ(いずみシンフォニエッタ)の演奏で歌い、

ソプラノと大編成のコーラス(大フィルの演奏)で、レクイエムを歌い上げ、
少年コーラスは、天の声・天使の声として歌われる。

さて、指揮は湯浅卓雄
もの悲しい響きは、一貫としてあるのだが、大合唱による迫力。
色んな打楽器を駆使した説得力のある演奏。
大フィルの巧さ・それにも引けを取らないシンフォニエッタの巧みさ
心の奥深くズシンズシンと響いてくる。
天使の歌声はあくまで澄み渡り、心が洗われる面持ち。。。
ソリストは、イギリス人のマーティン・ヒルのテノールは勿論の事
ソプラノ岡崎他加子。バリトン井原秀人も、
素晴しく、朗々と、そして切々と歌い上げる!

本当にレベルの高い演奏。合唱。
この広さ大きさを包み込んでしまうような迫力に、
平和を願うブリテンの心の奥までも感じ取れた気持ちだった。。。

これほどの迫力は、当分無いだろう。。。
こんな素敵な曲をもっと色んな所で演奏してもらいたいと、
切に思ったChrisだった。


恐らく1番の若輩者のNaokiが、これだけのレベルに押しつぶされることなく、
演奏しきったことは、又1歩。歩を進めたのだと、誉めてやりたい!



 
war-requiem.jpg
 

 
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2007年07月29日


今回Naokiにとって初めての経験!
バレエのバックミュージックのオケのトラとして呼んで頂けた。
そして、ツアーにも同行する。
Naoki達関西地区は、三重・福岡・そして大阪の3ステージ。

バレエには全く疎く、スッゴイ所は、オケもお抱えで来るし、
大体手の付けれないような高額になる事だけは分かっていたので、
大阪のオペラハウス管弦楽団の仕事と聞いて、
大したことはない!とたかをくくっていた。。。

・・・・ぐぁ~~~~っ!ちょっと調べていくと、ななな~んと、
バレエ団こそはさほど有名どころではない物の、プリマが、
ニーナ・アナニアシヴィリというお方♪
ちょっと調べただけでも、凄さが分かるそれは美しいお方☆
普通のコンサートじゃないから設定はお高いけど、
これは観てみたい!

・・・しかし。やはり、SS席から、ど~っと完売。。。
でも辛うじて、B席をオケ関係から頼み込んで買って頂いた!
会場は、関西ではオペラとかキャパが必要な時又舞台が大きい所となると、
大阪フェスティバルホール
古く、横に広く、ほとんど1階席。
そんな中、私の席は2階席の後の方だけど、本当に中央の席!
はっきりお顔は拝見出来ないけど、全体を見渡したり、音楽を聴くにはベストだった!

観客は、バレエの先生っぽい方々や、
バレエ少女とすぐに分かる可愛い子ちゃん達
そしてそのママさん達。
華やかな素敵な雰囲気☆

さて、オーケストラ・ピットなるものを探索しに、
舞台が始まる前に行った!
係の人の目を盗んで携帯で1ショット。
やはり、悪いことは出来ない。。。大ブレ
でも、とっても雰囲気のある素敵な空間♪

2階席からも案外見える!
こちらも記念にパチリ。

さぁ、大きな拍手と共に開幕!
オペ管の演奏もイイ迫力で聞えてきて、スワン・レイクの世界に。。。
演出なのか?最初は、バレエのレッスン場の設定。
男性の芸術監督が、それぞれのレッスンを見ている。
そしてその中の1人の男性が出演者となりスワン・レイクが始まる。

聞き慣れたチャイコフスキーの音楽にのって、
白鳥たちが美しく舞う。。。
そして、いよいよ、オデット姫の登場!
舞台が一気に華やぐ!!!
品のある踊り。
中央に1本の線が入ったように、決して軸が揺らぐことはなく、
それでいて、指先やトーシューズの先までも完成された角度。美しさ。
華があるとは、こういう事を言うのだろう!

舞台が変わってオディールの舞。
これが又素晴らしい!!!
Naokiから聞いていたのだが、これだけの速さで舞い続けられるのは、
ニーナさんだから。。。
オケのスピードを上げて、彼女の舞をよりグレードupしたのだった!

Naoki達は関西地区のみ。
しかし、彼女は、ほとんど毎日と言っていい位日本のあちこちで
こうして演じてきているのだ!
本当に、これだけの舞台を納得出来るレベルで踊り続けることが出来ることに、
とっても感動したChrisだった。。。

グルジアのバレエ団も素晴らしかったが、やはりニーナの美しさに魅了された1日だった。
これだけ、ハープの似合う人はいないな!って感じたChrisである。

音楽について言えば、
Naokiの担当のトライアングルも嫌みのない綺麗な音で聞え、
その中でニーナさんが踊って下さってる!って思うだけで誇りに感じた。
カスタネットは、スペインの踊りの時に活躍。
随分大切なカスタネットだが、後からNaokiに聞いたら、
舞台の踊りを見ながら叩けないので、
舞台を見ている指揮者を見て、
そして一緒に演奏してるヴァイオリンとかに合わせて叩かなければならず、
ピッタリリズムを合わせるのは、とっても難しいことだった。
Naokiにとっては、イイ経験だったと思う。

そして、やはり。。。
チャイコフスキーは・・・偉大ダァ~~~~!って、改めて思ったChrisだった

カーテンコールは何度もされ、ブラボーコールも。。。
本当に最後のカーテンコールから舞台を降りる時は、
後を向いて白鳥になって、滑るようにカーテンに隠れた。。。
スッゴク愛らしく、魅力的な人柄までも分かった気がした。。。
 
swanlake.jpg
 

2007年07月19日


久々に沓掛ホッとブラザーズの出演という事で、
もう、随分前から楽しみにしていたリサイタル♪
場所は、神戸新聞松方ホール
新聞社のビルの1フロアーぐらいだろうと、かっる~くみていたChris
所が、すぐ裏には、モザイクが広がり、港町のおっしゃれぇ~なビルで、
玄関には、ライトアップされたキリンのアートがお出迎え☆

よく考えたら、西宮や三ノ宮は行っていたが、神戸は初めて!?
ちょっと遠出だったんだ。。。と思いつつ、
手には、菊本さんにお祝いのブーケと、
沓掛メンバーにバームクーヘンと海老煎餅を差し入れに持って乗り込んだ。

このブーケ
大阪梅田で、途中下車したので、阪急3番街の素敵な花屋さんフェニックスで、
ともかく個性重視のをと、選んでもらったのが、
直径30㎝はあるだろう!
とってもニュアンスのある色合いのアジサイ
ここまで大きいのは初めてであった!
それを1本。回りはグリーンで、そして、包んでもらったのも
金と渋いグリーンの紙
とかく、男性のコンサートのお祝いには、黄色関係の花束がほとんど(*_*)
これだけ、目立つブーケも初めてだろうと、ほくそ笑むChris

そんなこんなで会場入り口。
おお!狭いスペースに長蛇の列!?
松方ホールの主催公演でもないし、さほど知られてないから、
観客は少ないだろう。。。と踏んでいたChrisは仰天(*_*)
神戸灘ライオンズクラブ主催。
恐るべし!ライオンズクラブ(@_@)

でも嬉しい驚きで、それでも、ちゃっかり中央のベストポジションに座った。
前半は、ピアノ伴奏でクラシックっぽいトランペットメインの曲
勿論、ピアノは沓掛メンバー佐竹君

J.トゥリン《カプリス》
V.ブラント《演奏会用小品第2番》
E.イウェイゼン《トランペットとピアノの為のソナタ》

何しろ、う・ま・い!
以前聴いた時から又それ以上にレベルが上がった感じ!!!
伸びやかで、透き通る音色は、まるで映画の1場面が見えてくるような音を演出し、
ピアノとの掛け合いも素晴らしく、
まさにトランペットのリサイタルと、満足のいく内容だった!

そして、急遽会社から駆けつけてくれたJoeも座席に着き、
後半は、沓掛ホッとブラザーズバックに、
お馴染みの曲を演奏

G.ダグラス《この素晴らしい世界》
まずは挨拶代わりのライトな1曲

L.バーンスタイン《ウエストサイドストーリーより》
アイ・フィール・プリティ
ワンハンド・ワンハート
トゥナイト

こちらも、管楽器では良くやるナンバー
ご機嫌な気分で、菊本さんのおしゃべりも楽しく会場はラフな雰囲気に♪

そして、どんな曲になるか楽しみだった
R.カーペンターズ《カーペンターズメドレー》
青春の輝き
トップ・オブ・ザ・ワールド
イエスタディ・ワンス・モア

勿論、彼らはカーペンターズの黄金期を知らない。
曲自体はどこかで何となく聞いていただろうが。。。
あの素晴らしいカレンのあくまで優しい歌声。
そしてそれを生かし切ったリチャードの楽曲。
しかし、今回彼らは、あくまで伸びやかに、ゆったりと、
アレンジはされてはいる物の、雰囲気は大事に
カーペンターズのその時代を思いださせる、懐かしい響きを創り出していた!

C.ボウリング《トゥット・スィートより》
Ⅲ.ラグ・ポルカ
Ⅴ.ヴェスペラーレ
最後はたっぷりトランペットと、ピアノ・ベース・ドラムスで、
トランペットの名曲を。。。
4種類のトランペットを駆使し、音の使い分け、妙味を感じさせる演奏に
満員の観客から大きな拍手
クラシックだけではない楽しい一時。くだけた時間。
これも又、音楽を楽しむという事を本当に感じさせてもらえた。

そしてアンコールには、
《アメージング・グレース》
観客席から、軽く一緒に唄ってらっしゃるのも楽しくって、
会場が1つになっていた。
《トップ・オブ・ザ・ワールド》をもう1回演奏して、
素敵なリサイタルは終わった。。。

とっても満足したコンサートだった。。。
Naoki達の演奏も、決して前に出すぎる事もなく、
ソロのトランペットを引き立たせると言う役目をきっちり果たして、
それでいて各メンバーのレベルの高さも感じれた演奏だった。


しかし、Naoki的には、もう一つ満足がいかなかった様子で、
ドラムスのNaokiとしては、『もっと、レベルを上げないと!』だったそうな。。。
カーペンターズのリズムとしては、
意識的になだらかなその当時の強弱を考えて演奏したのだそうな。。。
うむ。。。確かに、その雰囲気は出ていたと満足のChris。


今回、驚異的な音符を演奏しきったピアニスト
このリサイタルに合わせてドイツから帰国してすぐ独留学するベーシスト
福岡のバレエのオケに参加して、翌日この本番に臨んだNaoki
神様の巡り合わせか、京芸で同級生だったこの3人
2回生の時に、新人歓迎会に、テキトーに作った
《沓掛ホッとブラザーズ》
忙しいみんなだけど、この3人でリサイタル♪楽しみにしているよ!!!
それぞれが、もっともっと大きくなって、より魅力的な
《沓掛ホッとブラザーズ》にならん事を!
kikumoto-ricital.jpg
 
2007年07月08日


院生になったNaokiにとって、裏方にまわる今回の定演は、初めての経験。
ベト7だし、ちょっと興味もあり、またもや出かけていった。。。
126teien.jpg
 

昨晩深夜。もう、あの感激から2ヶ月ほど経って、
待ちに待ったTV放映の日が来た!
ビデオの予約はちゃんとしたつもりだけど、6/30の深夜0:30~って、
7/1だよなぁ~って思いつつ、不安感がよぎる。。
結局TVにかづり付いていたChris(^^;)

2時間以上あっただろうあのコンサートを、1時間少しに編集したのは、
本当にさすが!!!(@_@)
Naokiなんて、カットされてるだろうなぁ~って思いつつ、
目を凝らすChris

なんと最初にボレロをさりげなぁ~く入れてきた!
あ。。。Naoki(^^;)
大太鼓担当で、ハープの方の前というか、
カメラアングルでは、ハープ越しにNaokiの後ろ姿(*_*)
それでも、しっかり演奏場面も見えていた!(TV画面右端)

次々、大フィルの名演奏が流れ、
音も、とっても素晴らしく再生されていて、感激!
(広い会場では、スピーカーで流していた物の、
音が分散して、ここまで綺麗に聞こえなかった)

そして、1812
このワクワクする名曲で、Naokiはチャイム担当。
舞台向かって右端がNaoki
チャイムは2台右端と左端に設置
大upのチャイムの手元は、どうもNaokiでは無い模様(^^;)

いよいよクライマックス
八木節!と大植氏が叫んだアンコール
白いねじり鉢巻きで、舞台最後部向かって右端で、拍子木担当のNaoki
顔も他の打楽器奏者と共に、TV画面右に大写しとなり、
決め手の拍子木、大UP!のところは、恐らくNaokiの手元かと!?(^_^)v

そんなこんなで、楽しい1時間
こんな素敵な企画。深夜にやるのは勿体ないよう~~~~
全国ネットは無理かなぁ~(^^;)
Naokiが出てるでてないをさっ引いても、素敵なコンサートだった!!!
 
 

 


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