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2006年03月12日


最近、めっきりお仕事を一緒にさせていただいている大阪シンフォニカー
なんと、東京公演にまで呼んで下さった!
噂には聞いていたが、交通費や宿泊費まで出して頂いての出張トラ☆
何やら、プロの匂いもしてNaokiには、魅力的☆
前日には東京入りして万全のはずが。。。

深夜にメールが!
『明日、モーニングコールしてくれるかな(-_-;)』
『エッ!今から寝るの!?(*_*)』
どうも、東京の横の繋がりを重視して、しっかりお付き合いしてしまったとか!?
何も本番の前の晩にしなくても。。。
勿論、明日本番の方もご一緒(@_@)

結局、母としては任務遂行となった訳だが、
果たしてNaokiは任務遂行出来たのか、大変気に掛かるところとなってしまった。

この前の東京定演の時も来ていただけた、hamitanさんとお嬢さんが、
聴きに来て下さった♪
お上手ではあるだろうが、ソコソコ難なくこなせたようであった。ふぅ~(^^;)

そんなこんなで、マレットやらも買い込んで、お楽しみの東京公演となった☆


 
060312G.jpg
 
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2006年02月25日


行楽シーズン前なのに、しっかり混んだ市バスに揺られて京都会館到着。
こんな時、京都が観光都市だなぁ~って、今さらながら感じる(^^;)

今回は、いつもの大ホールではなく小ホール。
私は初めてである。
さて、院オペ♪
お金のない私にとったら、唯一オペラを楽しめる1年に1度の機会(^_^)v
そして今回は、20周年記念公演。
会場も、大学の講堂からお金のかかる京都会館へ。。。
なんと、あれよあれよという間に、チケットは無くなり、
やっと何とかゲットしたのは、スッゴイ急な2階席だった。

今回は、モーツアルトイヤーという事もあり、響都プロジェクトの最後を飾る
《魔笛》の公演となった。

院オペと言うとおり、声楽他オケも、院生中心が原則なのだが、
今回は、記念公演と言うことで、教授陣や賛助出演で、しっかり脇を固めている。
・・・ちょっと年齢詐称なのは、仕方がないかな(^^;)

という事で、ワクワクしながら序曲の始まり。
まだ、会場に音が馴染んでいないと言うかすかな緊張はあった物の、
これから始まる魔笛への気持ちを盛り上げるには充分だった。

物語の予習は、ネットでチェック♪
まぁ、ゆうても、なんでやネン!と言う突っ込みどころ満載の筋書き。
http://www.geocities.jp/music_yomoyama/mateki.htm
http://members-ftp.jcom.home.ne.jp/jimopera/
↑INDEXの魔笛をクリック♪
・・・・という事なので、内容よりは音楽を楽しむと言うか、
モーツァルトの音楽にどっぷり浸った3時間であった。

まず、特筆すべきは、オケの音の素晴らしさ!!!
サイトウキネン・オケにも参加される教授陣方8名の参加は、
この小さなホールでは、勿体ないほど素晴らしかった!
私がモー▽学園時に、褒め言葉で
『既製品みたい!』と言われたことがあったが、
その感覚で言うなら、
『CDみたい!』である。
そこで演奏されているという雑念が消えるほど、
イイ音で完璧に演奏されて、オペラをモーツァルト色に彩っていた。
勿論、学部生、院生の実力をしっかり感じ取れた。

又、有り難いことに、オペラの歌のところは原曲。
台詞は日本語でだったので、大変分かりやすかった。
歌が素晴らしいのは言うまでもないが、
台詞がとっても通る声ではっきりと、そして感情も入れてだったので、
???のところが無く、感心した!
2日間公演で第1日目を選んだのは、
魔笛で最大の聴かせどころの夜の女王のアリア
《地獄の復讐が我が心に》を、
Naokiお薦めの教授がされるからである。
あの高音の素晴らしさ、人間の声の楽器にも勝とも劣らない魅力を
存分に感じさせて頂けた!
やはり、拍手の多さ、盛り上がったことは言うまでもない☆

パミーナや、パパゲーノ、教授陣のザラストロ、弁者も、
全く適役だった!
モノスタトスが、中途半端な関西弁(中部地区出身)で、
哀れを誘う黒人差別や、パミーナへの恋心を言う場面では、
重苦しくならず、笑いも誘って、なかなかの演出だった(^_^)v
主役のタミーノは、以前Naokiが、トロンボーンカルテットの時
共演して、トゥーランドットを高らかに歌った方。
歌は申し分無いのだが、絶対二枚目のタミーノのイメージには。。。
う~~~む。多くを語るまい。
遠目で観れば、二枚目だったよね(^^;)

まぁ、オペラだと、
これでは、健康優良児だろうって方でも、
病気で死んでいく!なぁ~んてのも、有りですしね(^_-)
私が、突っ込み入れられないか(爆)

 
in-ope-mateki.jpg
 

2006年02月14日


ついに、その日になった!
なんと、1年も前からのオファー(@_@)
京都であると言うのに、出演者に、生粋の関西勢はNaokiだけ。。。
学生もNaokiだけ。。。

メンバーは、ロームミュージックファンデーションによる音楽セミナーの参加者
16回にも及ぶこのセミナーは、蒼々たる指導者が並ぶ。。。
去年は、指揮指導で、かの小澤☆爾さんが!!!
そんなセミナーに参加されたメンバーは、
今はソリストとして、又、N響他、海外のオケのメンバーだったり、
芸大の講師だったり、日本音コンの受賞者だったりする(@_@)
そんな中で、お恐れおおいが、今回の楽曲に、
ティンパニーがいると言うことで、お声が掛かったのである。

又、今回の指導者も素晴らしい!
パリ エコール・ノルマルの教授のフルーティストの工藤△典先生。
ロンドン王立音楽院の教授、ヴァイオリニストの宗倫◇先生。
そして、今回その素晴らしいヴァイオリンを聴かせて頂けた
ベルリン・フィルハーモニーの第1コンサートマスターを務められた安永☆先生。

こんな素晴らしいメンバーのコンサートだけれど、
あんまりメジャーなコンサートじゃないし、言っても室内楽だし。。。
と、いつものあっま~い考えだったChris
それでも、自由席なので、30分前には着いたのだが、
イヤァ~焦った(*_*)
長蛇の列。皆さん、慌ててその列に並ぶ。。。
会場は、いつもの大ホールと違ってこぢんまりした小ホール。
あっという間に満席になり、それでもChrisは何とかイイ席をゲット(^_^)v
後からNaokiに聞いたら、入場制限をしたそうな(@_@)

さて、前置きが長っくなってしまった(^^;)
まずは、
モーツァルト《ピアノ協奏曲》第17番ト長調(K.453)
ピアノのソリストに、ベルリン・フィル・カンマーゾリステンのメンバーでもある
市野あ▽み先生を迎えて、
これぞモーツァルトと言った室内楽を堪能した。
市野先生のピアノは、時に激しく、そして優しく、
ピアノで語るような演奏をされた♪
バックには、ヴァイオリン他の弦、フルート・オーボエ他の管が
その語りを巧く盛り上げた。
ただ、やはり、最初と言うこともあってか、
少し全体が馴染んでいないようにも感じれた。
・・・私の期待が大きすぎたのかも(^^;)

次は、安永先生のソロが思う存分堪能できた
カール・アマデウス・ハルトマン《ヴァイオリン協奏曲》葬送協奏曲
弦のみの編成の室内楽で、ドイツの作曲家ハルトマンが、
大戦勃発に反ファシズムへの思いを込めて作曲した曲で、
戦争の激しさ、苦しさ、虚しさそして、平和への祈りが、
ヴァイオリンのソロで、それは素晴らしく表現されていた!
もう、安永先生のヴァイオリンの素晴らしさは、筆舌を尽くしがたいほど!
世界第一線に活躍できるレベルを痛感した。
ここにきて、バックの弦のまとまりはしっくり来たように思えた。

そして、最後の曲。Naokiの登場である。
モーツァルト《ジュピター》交響曲第41番ハ長調(K.551)
今日のメンバー全員での小オケに近い編成。
それでも、打楽器はティンパニーのみ。
ジュピターと聞くと、ついホルストの惑星を思いだすが、
モーツァルトのこの曲は、モーツァルトの交響曲創作の最後を飾る大曲である。
室内楽という事なので、指揮者はいない。
しかし、コンサートマスター安永先生の雰囲気を感じて、
ソリスト集団が創り上げたジュピターは、
普通のオケにはないエネルギッシュな訴えかけや、
音の綺麗さが染みいるような語りかけ、
すべてがそれは魅力的な物になっていた!
恥ずかしながら一緒に演奏させて頂いたNaokiのティンパニーも
その音楽を潰すことなく、又しっかり音を主張しつつ、
なかなかの出来だった♪

何度もの拍手に恥ずかしそうに出ていらした安永先生は、最後に
室内楽という物は、それぞれの演奏者の感性でその曲を理解し、
演奏しなくてはならない物だと。。。
そのソリストの集まりで創り上げた物こそが室内楽であると。
教えて下さった。

今回、この演奏会の準備に、四日間ほど費やして創り上げた訳だが、
超一流の演奏者、そして、安永先生から受けた演奏に対するポリシーは、
何よりもNaokiの心に響いたようであった!

 
d70ff607.jpg
 

2006年01月20日


今回の演奏会は、いわゆるトラさんの出演。
ティンパニーは演奏出来ないが、プロオケに参加出来ると言うことで、
それも、広上淳一指揮で、ショスタコとなれば、これは押さえておこうかと、
大阪に出向いた。

会場はシンフォニーホール。
なかなかの素敵なホールである。
観客もソコソコ大入りであった。

ブラームス《悲劇的序曲》Op.81
まぁ、あくまでそこそこの仕上がり。。。
さすが。。。と言うまではなく、こんな物かと。。。

モーツァルト《クラリネット協奏曲》イ長調 K.622
ソロ:赤坂達三
ソロクラリネットは、美しいと言えば、美しいのだが、
さほどグググッと引き寄せられるほどの魅力はなく、
とてもイイ子守歌になってしまった(^^;)

さて、Naoki登場の
ショスタコービッチ《交響曲 第1番》ヘ短調 Op.10
ナンと、かのショスタコが、19才にして作曲した交響曲!
なるほど、若さがほとばしるようなエネルギッシュな興味深い曲。
いろんなフレーズというか、いろんな音楽の出し方があって、
彩り豊かで、面白い曲だった。
その曲を、エネルギッシュな広上さんの指揮で演奏された。
Naokiは、シンバル担当。
ショスタコが多くの場合そうであるように、打楽器が熱い!
ティンパニー・スネアドラム・勿論シンバルも。。。
Naokiのシンバルは、ほぼ納得の行く出来だったと思う。
オケの雰囲気に飲まれることもなく、イイボリュームで、イイ音を出していた。
スネアは、Naokiが認めるなかなかの方。
やはり、とてもイイ音でしっかり盛り上げていた。
ティンパニーのソロは、魅力的だったが、最後の決めの音の音程が、
次第に低くなっていったのが面白かったのだが、
私はてっきり、この曲がそう指示があったのかと思っていた。
ところが、Naokiに後で聞いてびっくり。。。
そんな指示はなく、やはりあそこは1度でしっかりその音を決めなくては行けないところだったとか。。。
又、なかなか難しいので、良くああして帳尻を合わせるのだそうだ (*_*)
知らないという事は怖い。
ショスタコさんごめんなさい(^^;)

とまぁ、色々あった物の、全体としては、各楽器がそれぞれ活躍出来たこの曲は、
やはり魅力のあった物だったのかも知れない。。。
知れない。。。?!
と言うのは、やはり、もう一つ魅力が消化できていないのか、
私がこの曲を知ったのが初めてだったからか定かではないが、
ジーンと感動するほどの仕上がりにはなっていなかったようである。

客員指揮という事もあってか、何度も拍手されて、
舞台に出てきて挨拶された広上さんだったが、
いろんな楽器のパートを褒め称えてされたのだが、
あれだけの演奏をしたパーカスを紹介されなかったのが、
最後まで心残りであった。。。
あれだけいろんな楽器が目立つと、やっぱ忘れるかもね。。。ウグッ(*_*)
symphoniker.jpg
 

2006年01月14日


恩師の先生の発表会コンサート♪
まぁ、マリンバのアンサンブルだし、私は欠席。。。って、思ってたのだが、
結局、ビデオ担当と言うことで、出かけた(^^;)

最初からとなると、お昼1時からだし、Naokiの出番は最後。
ま、Naokiのに間に合えばいいかって事で、夕方頃に向けて出発
なのに、時間が前倒しになって、危うく間に合わないのでは!?と言うところで
辛うじて到着(^^;)

ところが行ってみれば、あの毎回お気に入りのマリンバ奏者?!(まだ浪人生)
のB君のが終わったところ。。。。
ぁ~~~~分かってたら、間に合うように行ったのにぃ~(T_T)

終わったことは仕方なく、気を取り直して、さぁNaokiの演奏は。。。
トリオ・ソナタ 第1番 Es-dur BWV525 《J.S.バッハ》
1.アレグロ 2.アダージョ 3.アレグロ

バッハの曲を、マリンバ2台で、3人で奏でる物。
Naokiは今回は、バスマリンバを担当♪
何しろ、Naokiはマリンバ歴は浅い。。。
後の2人は、マリンバ専攻の方達♪
練習の時から、随分レベルの差があって、それなりに苦労していたNaoki
それにしては、と言うか、練習の甲斐あってと言うか、
それなりに、バッハのイメージで、巧い2人について行っていた!
全体としては、やはり、トリを取るだけの音楽の理解度というか、
魅力のある仕上がりになっていたと思う☆
とても耳触りのイイマリンバの音が、バッハを巧く表現していて、
楽しんで聴けた。
厳しく言えば、もう少しNaokiのバスの音が響いても良かったのかも知れない。
しかし、ティンパニーなどの楽器の担当がめっきり多くなったNaokiとしては、
やはり音楽性を磨くという意味でも、マリンバをこの巧い方達と共演出来たのは、
とてもイイ経験だったと思えた。

ただ。。。。
Naokiが絶讃していたB君のマリンバ。聴きたかったなぁ~
little-consert-06-1.jpg
 


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