忍者ブログ
以前の日記
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2006年09月29日


昨夜、ボソッとNaoki
『明日の本番は、緊張するわ。。。』
『エッ本番ナン?何の?』
『ホルンのスッゴイ人ばかりのバックにコンガで1曲乗りすんねん。』
『!?』
それから、HPでチェックしたら、私の好きな曲
《ルスランとリュドミラ》も!?ホルンで!?(@_@)
急遽、京都コンサートホールの小ホールに並んで、当日券ゲットした!!!

ともかく、スッゴイメンバー!(@_@)
ホルンの蒼々たる日本のオケの首席奏者達【JHSヴィルトゥオーゾ・アンサンブル】
に、フランク・ロイド(ソリスト・国際ホルン協会の会長他)と言うホルン奏者の中では、神のようなお方!

会場のホワイエでは、開演前に、軽く演奏され、
とっても和やいだ風景。。。
横の繋がりで、ホルンの同好会のような感じが見受けられた。

さて、前半は、ソリストフランク・ロイドのソロステージ
伴奏のピアノも息がピッタリ合って・・・
M.ビッチ《フランス民謡による変奏曲》
J.M.ダマーズ《ベルソーズ》op.19
A.デサンクロ《カンティレーヌとディヴェルティスマン》
Z.ナジ《ハッピー・ブルース》
C.サンサーンス《演奏会用小品》op.94
R.シューマン《アダージョとアレグロ》op.70

まず、ホルンの今までのイメージが全く払拭された!
こんなにも、可能性のある楽器かと!?
わたし的には、ホルンって、アンデスの山々に流れる角笛のイメージ
とっても柔らかで、あったかい音色、何よりも素朴であった。
・・・が、彼の導き出す音色はそれに留まらず、
ある時は、サックスのようなブルースを奏で、
ある時は、フルートのような響きで魅了させる。
それが次々と凄いスピードで、移り変わるのだから、想像を絶した!

会場の袖で、日本の名だたる方々が、
『あり得ない!!!(*_*)』と絶句していたそうな。。。

そして、後半
今度は、JHSヴィルトゥオーゾ・アンサンブルのメンバーも交えて、
M.グリンカ《ルスランとリュドミラ》序曲
何せ、Chrisが初めてクラシックのレコードを買ったのが、これ!
あり得ない速さの音符の羅列のはずが、本当に素晴らしい演奏で、!!!
あ・ぜ・ん(@_@)
ノリノリで、音楽を楽しめた!

G.ロッシーニ《ダンス》

Z.アブル《ティコティコ》
ここで、Naoki登場!
有名なラテンナンバーのこの曲を、
ホルンの名士達は、いとも簡単に演奏したのだった!
Naokiのコンガは、この方達には、申し訳ないほどレベルが違うかも知れないのだが、
それなりに、恥ずかしくないレベルだったと、親の欲目(^^;)

もう、会場いっぱいのホルンファンは、大喝采!
又、ロイドさんのフランクな笑顔(*^_^*)
何度も、挨拶をして、この2時間ほど吹きっぱなしにもかかわらず、
アンコールまでも!!!

とっても素敵な夜だった。。。
こんな経験は、Naokiにとっても、まず無いだろう。
イイ経験をさせていただいて、感謝の1日(^_^)v
 
horn-concert.jpg
PR

2006年09月23日


秋晴れの眩しいほどの1日
偶然Joeも時間があったので、Joeの運転で、上桂のウェスティまで、
Naoki達の音暦コンサートを聴きに出かけた。

今回、岡山方面の演奏旅行(学生有志)の締めくくりに、
地元のホールでの、無料コンサート♪
オーケストラのNaokiを見るのは初めてのJoe
そもそも、オケ自体も初めて。。。
音楽的に圧倒するほどのレベルではないが、オケの初めの、い~~~っ歩
としては、分りやすくてイイモノだろうと、思えた。
演奏旅行では、小学校とかを回るのだから、
楽しく、分りやすく、飽きさせないように!がモットー(^_^)v

司会のお姉さんも、声楽科の方が務めて、
まずは、
F.v.スッペ《歌劇『騎兵隊』序曲》
から、元気よくスタート!

それから、それぞれ大まかに楽器を分けて、紹介。
どんな音なのか、簡単な曲の1部分を演奏して挨拶
チェロは、マリオブラザーズだったかな?(^_-)
そして最後に、打楽器
なんと、『アチョーッ!』の雄叫びが!!!
燃えよドラゴン!の音楽でNaokiがウケ狙いの企画!?
後で聞いたら、会場ごとに、色んな趣向を凝らしてやったそうな。。。(^^;)

そして声楽科登場
P.マスカーニ《歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より》
乾杯の歌『酒をたたえて』
G.ヴェルディ《歌劇『椿姫』より》
乾杯の歌『陽気に楽しく杯をくみかわそう』

歌と言っても、声楽科による歌を聴くのは初めてのJoe
とっても新鮮に感じたようだった☆

休憩を挟み
A.ハチャトリアン《バレエ音楽『ガイーヌ』より》剣の舞
明るく楽しく誰もが知ってる曲が、続く。

次は、指揮者コーナー
会場から希望者を募り、オケを指揮する企画
ノリのイイおじさん?
どうかすると、京芸の先生もタジタジの腕前!
もう1人は、可愛い女子高生
なんか、オドオド。。。
それでも、イイ経験だったと嬉し恥ずかし(*^_^*)
ブラームス《ハンガリー舞曲》第5番
を、オケを操って?見事に指揮者だった♪

そして、最後は・・・
G.ホルスト《組曲『惑星』より》
火星:戦争をもたらす者
木星:快楽をもたらす者
さすがに、この曲は本気モード(^_^)v
Naokiも、もう1人とで、ティンパニーを担当
実は、この曲、10/15(日)には、京響との共演を控えている曲。
まだ、勉強段階ではあるが、ナカナカまとまりも迫力もあり、
このメンバー(2.3回生メイン)では、良く出来ていたと思う!

そうして、お決まりの拍手を戴き、アンコールには、
エルガー《威風堂々》
アンコールに何度も演奏していただけあって、仕上がっていた。
Naokiのシンバルも、決まっている!
Joeも、これが1番良かったと!(^_-)

今回は、終わってから楽屋口に。。。
Joeを、皆さんに紹介するためだ(*^_^*)
・・・それが、ナカナカウケが良くって、
ちやほやされたことのないJoeは、恥ずかしそうに・・・(^^;)
皆さんの感想は、Naokiにそっくりだと!!!(@_@)
しかし。。。醤油顔のNaoki、ソース顔のJoe
親から見たら、タイプもイメージも、目や鼻も全然違うんだけどなぁ~?
やはり、製造元が同じだと、他の方から見ると、似てるんでしょうなぁ~~~(^^;)

そんな楽しい挨拶もほどほどに、
Joeは帰路に。
私は、折角京都に来たんだからと、京都の駅ビルでやっている、
《アルフォンス・ミュシャ展》を見に♪

アール・ヌーボーの時代の旗手であり、商業芸術を見事に確立した彼
殆どが、印刷された物ではあったので、
迫ってくるような驚きは少なかったが、
線を効果的に使い、その中を素晴らしい色の組み合わせで、
思いっきり洒落たポスターを作ってしまった!
それぞれの主役は、可愛い妖精や、天女のような女性☆
カリグラフィー(アルファベットの字体)も素敵で、
トールペイントにも通ずると思い、図録まで買ってしまった。
そして、小さい裁縫セット☆
これが優れもので、コンパクトのように、開けると鏡が付いていてとっても便利(^_-)
フランスのアールー・ヌーボーに浸った!と言いたいところだが、
何と彼は、チェコの方。
フランスで名声上げてからは、チェコに帰り、その風土の中で働く、
逞しい女性を描いているのだ。
どちらかと言えば、フランスの時代のポスターに魅力を感じるのだが、
故郷を大切に思う彼の心には打たれたChrisだった。

 
otogoyomi-aki.jpg
 
2006年09月13日


聞き比べるにはもってこいの間隔(^^;)
さほど大編成ではないシンフォニカーが、エルガー1番を、
尾高先生の指揮に応えられるのか!?
ちょっと気になる内容ではあったが、
久々の尾高先生の指揮に触れられると、Naokiは満足げ(^_^)v
やはり、雨の中、しかし大阪シンフォニーホールは、
雨に降られても行きたい素晴らしいホールだった。
会場は、満席とは言わないまでも、ソコソコの盛り上がり。

武満 徹《死と再生》弦楽オーケストラのための 『黒い雨』より
武満 徹は言うまでもない、世界でも認められた日本が誇る作曲家
今年は、没後10年にあたる。
映画好きの彼が、手がけた映画音楽は多い。
今回は、広島の原爆をテーマに井伏鱒二原作による今村昌平監督の『黒い雨』
初演がやはり尾高氏によってされた。

私が知る武満作品は、『他人の顔』の映画音楽
その映像の鋭さに、見事にマッチした音楽は、
その当時まだ学生だった私に、大きな印象を残していた!

そんな中、演奏が始まった。。。
弦楽のみの小編成。
弦の色んな音が、映像を意識させる様に鋭く響く。
暗いままの音楽。。。
でも、何かを提示しているこの曲は、それなりに良かった。

ブルッフ《ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調》op.26
ブルッフとは、初めて聞く作曲家だった。
・・・が、ドイツでは、メンデルスゾーン以来、
ヴァイオリン協奏曲では、もっとも演奏回数の多い1曲だそうな。
ここでは、小林美恵がソロをつとめた。
まず、うって変わっての明るい綺麗な曲想
この曲を、小林さんのヴァイオリンが、艶っぽく表現豊かに演奏された。
中堅どころなのだろうか、
色んなオケとの共演、CDも出している方らしく、
吸い込まれる様な魅力的な演奏だった!
オケとの兼ね合いでは、
ちょっとオケがついて行ってない様な感じの所も見受けられたが、
彼女の演奏に引き寄せられて、満足だった。

休憩を挟み、いよいよNaokiも登場
エルガー《交響曲 第1番 変イ長調》op.55
さて、エキストラもしっかり入っての大編成
京芸定演で、尾高氏と初めて対峙したこの忘れられないエルガー1番!
その時は、ティンパニー担当。今回は、スネアで参戦した。
いかにも、イギリスの情調たっぷりのこの曲。
尾高氏の指揮は、的確で、当然暗譜(練習初日から暗譜だったそうな)
本来は、小編成くらいのシンフォニカーだが、
必死に食らいついて行ってるそんな気がした!
適当に流すのではなく、1音1音を大事に、ひたむきさが、とっても良く伝わってきた!
又それが、尾高氏のエルガーの神髄である様に思えた。
素晴らしかった!!!

実は、存続の危ぶまれた大阪のオケ
シンフォニカー・センチュリー・関フィル・大フィルを一緒にするとか!?
音楽を知らない赤字経営の大阪行政の無謀な考え。。。
それぞれのオケに、それぞれの魅力がある。
シンフォニカーは、大フィルほどのレベルはないかも知れない。。
しかし、一生懸命さが、ひしひしと伝わってくる!
何せ、1主婦が、芸大生の就職先にと、
細腕ながら色んな企業に応援を頼んで作ったオケ
若いオケマンが多く、意見を戦わせて、音楽を創っていく、
前向きな姿。。。
この前、NHKにも地方オケという事で、特集されていた。

チケットとかに、バーコードを付けて、携帯からアクセスすると、
曲の内容とか、指揮者の曲に対する一言。
そして、公演終了後は、すぐに公演批評が見れる様にしてある。
ナカナカの素敵な企画ではないだろうか!?

これからも、奢ることなく、
前向きにそしてひたすらに頑張っていって欲しいオケであった!

Naokiはというと。。。
スネアは原点!
なのに、あまりトラでは演奏機会がなかった。
今日の演奏は、出番も少なかったが、イイ感じに入っていたと思う。
何より、尾高氏が、Naokiのことを覚えていて下さって、
あちらから握手をして下さったのが、本当に有り難かった。。。
この事が、これからのNaokiの演奏態度、ひいては演奏人生に、
明るい光をさしてくれたと、思うChrisだった。。。(*^_^*) 
symphoniker-elgar1.jpg
 
2006年09月06日


2度目の京響参戦!
今回は定演ではなく、京都新聞バックアップのコンサート
だからなのか、知る人ぞ知る!?それも、A席でも2000円と格安(^_-)
しかし、内容は、レスピーギのローマ3部作と、ワクワクするモノであった。。。

雨がしとしと。。。
ローマを聴くには、盛り上がらないお天気(>_<)
しかし、トマトクラブ(京都新聞)の会員さんが多いのか、なかなかの盛況ぶり!
この前、大フィルを2階ステージ横で聴いて、音が良くなかったので、
とりあえず取れる正面席という事で、1階3列の横の方の座席だったのだが、
これが参った。。。
ここまで、舞台より低いとは!
辛うじて、指揮者は見えるけど、パーカッションどころか、
ビオラのお姉様のおみ足が見える位置(-_-;)
そうこうする内に、大友さん登場!
にこやかな、イイトコのおぼっちゃま風の方。
今は、京響の首席指揮者だろうか。。。

1曲目。Naokiが乗ってないことを祈りつつ。。。
交響詩《ローマの祭り》
1.チェルチェンセス
2.五十年祭
3.十月祭
4.主顕祭
大観衆の喧騒を色んな楽器の組み合わせで表し、
舞台向かって左上のパイプオルガン横のバルコニーに、
トランペット3台によるファンファーレが、
これからのローマの幕開けを告げている様に、華々しく始まった。
クラリネット・ファゴット・ホルン等で、ローマの祭の風景を呼び起こさせ、
人々の踊りの情景などが、音楽で素晴らしく表現されていた!
マンドリンのセレナーデはスペインを、思い起こさせ、
酔っぱらいのおどけた様子を、トロンボーンで表している。
最後の盛り上がりは、全ての楽器が、色んな喧騒をそれぞれの魅力で表現して、
祭の様子を、力強く楽しく盛り上げて終わる。

良く、吹奏楽などでも取上げられるこの曲。
素晴らしいボリュームで、そして、京響の確かな実力で、
納得のいく素晴らしい仕上がりの祭だった!
最後の大きな盛り上がりには、なんと、打楽器11名による演奏!
そう。。。
Naokiも、吊りシン(シンバル1枚を小太鼓の様に置き、2本のスティックで叩く)で、参加!
・・・・全く見えず(T_T)
何度もの拍手に気持ちよく、大友さんが受けられる。
終わって、演奏者が舞台を降りる時に、初めてNaoki発見!
しかし、結局。今回はこの1曲乗りだった。。。

そんなこともその時には知らず、休憩時に、後の端の方の、空いた席に移動。
殆ど、右端の席だったが、前の席より随分見やすく、音も良かった様に思えた。

さて、休憩を挟み、
交響詩《ローマの噴水》
1.夜明けのジュリアの谷の噴水
2.あさのトリトーネの噴水
3.昼のトレビの噴水
4.たそがれのメディチ荘の噴水
この曲は、とにかく癒しの曲
噴水の溢れるマイナスイオン一杯浴びる様な、心に染みる音楽
オーボエによる朝の情景から、チェロと共に牧歌的な旋律。
ホルンの包み込む様な力強さに支えられて、各楽器が、色彩豊かな表情を見せる
夕暮れの中に、鐘・小鳥のさえずり・木々のざわめきで、哀愁を感じさせつつ、
夜の静けさとなり消えて行く。。。

終わった後、あまりにも静かな空間に、拍手をする事を忘れていたかの様な間があった。

もう1度の休憩の後、
交響詩《ローマの松》
1.ボルジア荘の松
2.カタコンブの松
3.ジャニコロの松
4.アッピア街道の松
さぁ、お待ちかね♪
好きな旋律についスウィング!?したくなる松の登場!(^_^)v
松の木の下で、子供達の遊ぶ情景を、見事にオケで再現。
その笑顔までが見えてくるほど。。。
色んな所にある松が、ローマのそれぞれの情景を素晴らしく表し、
行ったこともないローマの香りを連れてきてくれた。
そして、最後には、クラリネットによる進軍の調べから始まり、
ローマの軍隊が、力強く行進していく様を、心地よく
見事なまでの迫力で演奏し、ジーンと心に染みてくる!
指揮者が、客席に体を反らして指揮をする。
そう、客席の最後尾に、トランペット5台で、舞台と、客席を1つにする!
大きなクレッシェンドで、満足の演奏が終わった!

拍手拍手!!!
スタンディングオベーションの方も、ちらほら。。。(@_@)
何度も拍手に応え、最後には360度全ての観客に、
きちんきちんとお辞儀をする大友さんの人柄も、とても気持ちのイイモノだった。

う~~~~む。さすが!!!(@_@)
定演でないのに、これだけの迫力、これだけの魅力!
ピアノ・チェレスタ・ハープ2台・パイプオルガン・・・と、
舞台狭しと楽器が並ぶ。

そして、なんと言っても、各個人のレベルの高さが際立つ!
個人のレベルの高さがあって、それを結集してのオーケストラなのだ。
事、打楽器についても、なるほどNaokiが言う様に、本当に素晴らしいレベルだった!
ティンパニーは勿論、新しく入団された女性の方のグロッケンの心地イイ音。
シンバル・大太鼓etc.etc.本当に見事としか言いようのないものだった。
決して、目立ちたがりの独りよがりの演奏ではない。
特に、打楽器は、『あのティンパニー良かったね!』と言われるより、
『オーケストラが巧かったね!』と言われるのが、本望なのである。
オーケストラ全体を盛り上げる、そして広がりを見せるティンパニー
これこそが、本当に巧いティンパニーなのである。
Naokiが大尊敬するティンパニスト。
次回の京響との共演は、10/15京芸・音高とのジョイントコンサート
この神様の様なティンパニストと、Naokiは、
2台のティンパニーで共演することが決まっている!
曲は、ホルストの惑星☆(抜粋)
盛り上がらないはずがない!

しかし。。。またもや、チケットぴあで出てきたチケットは、1階2列(T_T)
ン。もうぅ~~~~イヤ!
なんとしても、見てやるぞーーーーっ!
 
kyokyo-rome.jpg
 

2006年09月02日


9月になり、秋の気配が感じられる京都北山に、
大フィルを率いての、初の大植英次を聴きに出かけた!

大フィルは、井上さんでシンフォニーホールで聴いた事はあったが、
やはり、今注目株の大植さん指揮の大フィルを見たかった。。。
今回の席は、2階で、ほぼ舞台真横。
大植さんの熱情溢れる表情も、清水和音さんのピアノに託す思いも、
しっかり感じ取れた(^_^)v
なんせ、大植人気!
なかなかチケットが取れない。。。
今回も満席(@_@)
京都コンサートホールの隅々まで観客で溢れていた。

拍手に迎えられ、大植さん登場!
優しい表情、親しみ深い笑顔で軽く挨拶。
そして、始まった。。。

モーツァルト《歌劇『魔笛』序曲K.620》
よく知られたこの曲での幕開け。
今日のコンサートの正に序曲!
最初にこうして軽く始まるのは、巧い方法だな。と、感じた私
TVで見ていたそのままの印象の大植さん。
納得の1曲目
しかし、驚いたのは、なんと、1曲目から『ブラボー!』
!?
大植フリークなのか、却ってちょっと白々しかった(^^;)

そして、2曲目に
ラフマニノフ《ピアノ協奏曲 第2番 ハ長調 作品18》
ピアニストの清水和音さん、大植さんと共に登場!
年齢も同じくらいの二人。
今、1番脂ののりきった二人の共演。
優しく、そして激しく、とてもしっかりしたピアノのタッチ。
男性ピアニストの魅力を存分に出した清水さん。
それを、優しく包むような大フィルのオケ
会場全体が、満足した拍手で、何度も呼び出され、
最後には、清水さん1人で登場。
(大植さんが、袖で手を合わせ、『どうぞ、1人でアンコールお願いします』の仕草も、この席だと、ぜ~~~んぶ見えちゃった(^_^)v)
アンコールは、
スクリャービン《プレリュードop.11-13》

さぁ、最後は
チャイコフスキー《交響曲 第4番 ヘ短調 作品36》
第1楽章は、馴染みのある、前文、あるいはあらすじの様な音楽
そして、第2章では、もの悲しいオーボエ他の音色
第3楽章は弦楽器のピチカートにより、不思議な空間を演出
民族舞曲風の木管、軽やかな金管と相まって、色んな感情を表現
最後の第4楽章
民衆のお祭り風景の中で、心の深いところの孤独・運命。。。
そして、民衆の喜びの中に、自らの喜びを感じ取り、力強く生きていくことを心に決める。
そんな色んな感情の起伏、高揚を、素晴らしい迫力で最後の盛り上がりに持って行った!
あちこちから、『ブラボー!』の声!
大きな会場全体の拍手に、
『京都に、京都の皆さんに、大フィルを連れて聴いてもらいたかった!』
・・・と、満足の笑顔で語りかけた大植さん!
やはり、魅力のある素晴らしい指揮者だった。。。
アンコールには、
《ビゼー『アルルの女』第2組曲より》
ある意味、一番イイ気分に乗れたアンコール曲(^_^)v
おなか一杯!そんなフルコースのようなコンサートだった♪


その感激を、一緒の会場で分かち合ったあおいママさん達
あおいちゃん。まー君。そして、あおいママさん。
日本を代表するオケと言っても過言ではない大フィル。大植英次さん。
そして、憧れ!?のピアニストの清水和音さんの演奏に、
満足だったあおいちゃん達(*^_^*)
場所がちょっと音を聴くには、ベストと言い難い所だったChris。。。
やはり、正面の席で又大植さんの大フィルを聴いてみたい!と思いつつ、
大植さんの出待ちの多さに(@_@)!で、会場を後にした。

その後は、ひまわりの様なあったかで、爽やかなあおいママさん達と、とっても楽しくお茶をしたのだった(*^_^*)


 
ooue-tyai4.jpg
 


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R