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2006年09月06日


2度目の京響参戦!
今回は定演ではなく、京都新聞バックアップのコンサート
だからなのか、知る人ぞ知る!?それも、A席でも2000円と格安(^_-)
しかし、内容は、レスピーギのローマ3部作と、ワクワクするモノであった。。。

雨がしとしと。。。
ローマを聴くには、盛り上がらないお天気(>_<)
しかし、トマトクラブ(京都新聞)の会員さんが多いのか、なかなかの盛況ぶり!
この前、大フィルを2階ステージ横で聴いて、音が良くなかったので、
とりあえず取れる正面席という事で、1階3列の横の方の座席だったのだが、
これが参った。。。
ここまで、舞台より低いとは!
辛うじて、指揮者は見えるけど、パーカッションどころか、
ビオラのお姉様のおみ足が見える位置(-_-;)
そうこうする内に、大友さん登場!
にこやかな、イイトコのおぼっちゃま風の方。
今は、京響の首席指揮者だろうか。。。

1曲目。Naokiが乗ってないことを祈りつつ。。。
交響詩《ローマの祭り》
1.チェルチェンセス
2.五十年祭
3.十月祭
4.主顕祭
大観衆の喧騒を色んな楽器の組み合わせで表し、
舞台向かって左上のパイプオルガン横のバルコニーに、
トランペット3台によるファンファーレが、
これからのローマの幕開けを告げている様に、華々しく始まった。
クラリネット・ファゴット・ホルン等で、ローマの祭の風景を呼び起こさせ、
人々の踊りの情景などが、音楽で素晴らしく表現されていた!
マンドリンのセレナーデはスペインを、思い起こさせ、
酔っぱらいのおどけた様子を、トロンボーンで表している。
最後の盛り上がりは、全ての楽器が、色んな喧騒をそれぞれの魅力で表現して、
祭の様子を、力強く楽しく盛り上げて終わる。

良く、吹奏楽などでも取上げられるこの曲。
素晴らしいボリュームで、そして、京響の確かな実力で、
納得のいく素晴らしい仕上がりの祭だった!
最後の大きな盛り上がりには、なんと、打楽器11名による演奏!
そう。。。
Naokiも、吊りシン(シンバル1枚を小太鼓の様に置き、2本のスティックで叩く)で、参加!
・・・・全く見えず(T_T)
何度もの拍手に気持ちよく、大友さんが受けられる。
終わって、演奏者が舞台を降りる時に、初めてNaoki発見!
しかし、結局。今回はこの1曲乗りだった。。。

そんなこともその時には知らず、休憩時に、後の端の方の、空いた席に移動。
殆ど、右端の席だったが、前の席より随分見やすく、音も良かった様に思えた。

さて、休憩を挟み、
交響詩《ローマの噴水》
1.夜明けのジュリアの谷の噴水
2.あさのトリトーネの噴水
3.昼のトレビの噴水
4.たそがれのメディチ荘の噴水
この曲は、とにかく癒しの曲
噴水の溢れるマイナスイオン一杯浴びる様な、心に染みる音楽
オーボエによる朝の情景から、チェロと共に牧歌的な旋律。
ホルンの包み込む様な力強さに支えられて、各楽器が、色彩豊かな表情を見せる
夕暮れの中に、鐘・小鳥のさえずり・木々のざわめきで、哀愁を感じさせつつ、
夜の静けさとなり消えて行く。。。

終わった後、あまりにも静かな空間に、拍手をする事を忘れていたかの様な間があった。

もう1度の休憩の後、
交響詩《ローマの松》
1.ボルジア荘の松
2.カタコンブの松
3.ジャニコロの松
4.アッピア街道の松
さぁ、お待ちかね♪
好きな旋律についスウィング!?したくなる松の登場!(^_^)v
松の木の下で、子供達の遊ぶ情景を、見事にオケで再現。
その笑顔までが見えてくるほど。。。
色んな所にある松が、ローマのそれぞれの情景を素晴らしく表し、
行ったこともないローマの香りを連れてきてくれた。
そして、最後には、クラリネットによる進軍の調べから始まり、
ローマの軍隊が、力強く行進していく様を、心地よく
見事なまでの迫力で演奏し、ジーンと心に染みてくる!
指揮者が、客席に体を反らして指揮をする。
そう、客席の最後尾に、トランペット5台で、舞台と、客席を1つにする!
大きなクレッシェンドで、満足の演奏が終わった!

拍手拍手!!!
スタンディングオベーションの方も、ちらほら。。。(@_@)
何度も拍手に応え、最後には360度全ての観客に、
きちんきちんとお辞儀をする大友さんの人柄も、とても気持ちのイイモノだった。

う~~~~む。さすが!!!(@_@)
定演でないのに、これだけの迫力、これだけの魅力!
ピアノ・チェレスタ・ハープ2台・パイプオルガン・・・と、
舞台狭しと楽器が並ぶ。

そして、なんと言っても、各個人のレベルの高さが際立つ!
個人のレベルの高さがあって、それを結集してのオーケストラなのだ。
事、打楽器についても、なるほどNaokiが言う様に、本当に素晴らしいレベルだった!
ティンパニーは勿論、新しく入団された女性の方のグロッケンの心地イイ音。
シンバル・大太鼓etc.etc.本当に見事としか言いようのないものだった。
決して、目立ちたがりの独りよがりの演奏ではない。
特に、打楽器は、『あのティンパニー良かったね!』と言われるより、
『オーケストラが巧かったね!』と言われるのが、本望なのである。
オーケストラ全体を盛り上げる、そして広がりを見せるティンパニー
これこそが、本当に巧いティンパニーなのである。
Naokiが大尊敬するティンパニスト。
次回の京響との共演は、10/15京芸・音高とのジョイントコンサート
この神様の様なティンパニストと、Naokiは、
2台のティンパニーで共演することが決まっている!
曲は、ホルストの惑星☆(抜粋)
盛り上がらないはずがない!

しかし。。。またもや、チケットぴあで出てきたチケットは、1階2列(T_T)
ン。もうぅ~~~~イヤ!
なんとしても、見てやるぞーーーーっ!
 
kyokyo-rome.jpg
 
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