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2004年12月31日


K芸では、卒業された方も、練習とかに大学にみえたりする。
その時、偶然居合わせたおかげで!?思いも掛けず、
初のプロオケ出演のお話しがあった!

それも、な、な、にゅあ~~~んと、あのびわ湖ホール!
そして、観客の皆様と新年のカウントダウンを迎えるという
ジルベスター・コンサートであった♪
最初は、音のみ出演。舞台袖で演奏するという話しだった。。。
そしてまもなく、大阪シンフォニカー交響楽団からの依頼書が。。。
『ホワイト・タイ 燕尾服着用』!?
むむむ。。。何!
タイはまだしも、燕尾服って。。。!?
それも、お客様に見えないのでは?
しかし、やはり規定だし。。。(-_-;)

主人にだって、略礼服まで。
どこでどうして買ったらいいのか?
又、後1ヶ月もないのに、どうして手に入れたら。。。
後はすがるは、ネットの世界。
燕尾服で検索を掛けて、ヒットしたところを片っ端からチェック!
やはり、ウェディング関係が多い(^^;)
貸衣装で、中古販売に目をつけた!
画像も、全て同じだし、どれがイイかも分からず、
それでもあんまり目立ちすぎるのはヤバイ(*_*)
もうこうなったら、直接電話で!
さすが、ウェディング関係♪
あたりもやわらかく、終始丁寧親切な対応で、サイズももし合わなかったら
交換までしていただけるとの事(^_^)v
時間がないこともお話しすると、今日明日にも発送していただける!
その上、お値段は申し訳ないほどお安い(^^;)
直ぐに送られてきた物をNaokiに着せるとナンと、ぴったりではないですか!?
中古とは言うものの、使い古した感が全くなく、大満足!!!(^_^)v
後は、オークションとかで、タイやシャツをGet!
成せばなるである(^_^)v

そうして準備は出来たものの、練習日は、本番に押し迫った数日。
びわ湖ホールでの練習であった!
楽譜によるチェックは出来ていたものの、合わせはその時のみ。
Naokiに言わせると、『プロとはそう言うもの!』だそうな。。。
結局、舞台に一緒に乗って出演することになり、
燕尾服も日の目を見ることになった(^^;)
又、スティックの持ち方を曲のイメージから変えるように言われたり、
曲も数曲に乗ることになったり、綱渡り状態(-_-;)
その上、アンコール曲が急遽変わって初見で演奏!?
あいにくNaokiの知らない曲で、リズムを間違えてしまい、しっかりダメだし(>_<)
2回目には完璧?には直せたものの、とても勉強になった経験であった。

そうして、本番。
残念ながら、折角のお正月休みに帰ってきた主人を置いてでる訳にも行かず
こんな時期なので当然友達も見に来ない中、ちょっと寂しいプロオケデビュー☆

指揮:本名徹次
オーボエ独奏:広田智之
独唱・合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル
管弦楽:大阪シンフォニカー交響楽団
他合唱団も含め、
華々しいジルベスター・コンサートであった!

ホール自体の素晴らしさ、声楽アンサンブルの巧さ、
又、カウントダウン後には、花火のようにクラッカーが鳴って、
嫌が王にも、コンサートは盛り上がり、
宿泊券などが当たる抽選会も開催されたとか!
『母さん、ホンマ来たらよかったのにぃ~』と、Naokiの弁
。。。。残念!!!

モンテヴェルディ:歌劇「オルフェーオ」
アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調 作品9-2
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ヴェルディ:序曲「アイーダ」
★プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
プッチーニ:交響的前奏曲 イ長調
プレトリウス/P.リーヴ編曲:「金管のためのテルプシコーレ舞曲集」
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
★アンヴィル・コーラス(朝の光が差してきた)
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
(アンコール曲)
★デ・ハール:金と銀

深夜、帰ってきたNaokiであったが、★の3曲に乗ることが出来、
大変満足のいくコンサートだったようである(^_^)v
なにより。。。
バイト代としては、宿泊代が付いていたおかげで、
懐のあったかぁ~いお正月になったようである(^_-)
 
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2004年12月13日


定演が終わった!と休む暇もなく、
管打のメンバーによるアンサンブルコンサートがあった。

今回のコンサートは、院生中心と言うこともあり、
Naoki達はお手伝い程度の出演である。
・・・が、とは言うものの、R高の先輩(トランペット)のバックで、パーカッションを勤めさせてもらうのは、誇りでもあり、気を許せるものではなかった。

まずは、前座的に、Naoki達パーカッションのメンバーによる
《タンバリンの為のファンファーレ》ジョン・アルフィエリ
タンバリンを叩きながら、音楽のみでなく、視覚的にも楽しませてくれた。

次に、Fl.Ob.Cl.Fg.による
《四重奏》ジャン・フランセ

そしていよいよメイン☆
《トランペットとブラスアンサンブル・打楽器のための協奏曲第1番》
アンソニー・プログ
もう既に、K響の団員であり、院二回生のK本先輩のトランペットは、
さすが!と言うべきか、それは魅力的なものだった!
私にはよく分からないが、曲自体もそーとーなレベルであったと思う。
澄み切った大空のように響き渡るペット。
若さ溢れるその音は、思い切りがよく、
ある意味青さを感じさせるものであったが、
彼の年齢でしか出せない音のようにも感じ取れ、
大変心地良いものであった♪

Naokiは、一番後に控えて、パーカスを担当させてもらった。
とてもイイ経験だったと思えた。

《始祖鳥による三連画》廣瀬量平
パーカションの三・四回生と院生による、古代を思い起こさせる現代曲
ナンと、今回は、作曲者の廣瀬先生が聴きに来ていただけていた!
パーカッションは、リズム・音色が前面に出てくるので、
その分、色んな表現が可能な感じがする内容だった。

《トッカータ》ジローラモ・フレスコバルディ
本来は、Tb.六重奏に編曲されたものを、今回は、5本のTb.とチューバで演奏された。
金管楽器のオルガンのような響きに圧倒された。

《管楽セレナード ニ短調作品44》アントニン・ドヴォルザーク
最後を飾るこの曲は、Ob.2 Cl.2 Fg.3 Hr.3 Cello C.bassによる編成。
3.4回生と院生による音は、さすが!と思える素晴らしい音だった。
特に、Ob. Cl.は、こんな素晴らしい音か!と、
改めて思い起こさせてくれるものであった。

又、学生主体と言うことで、アナウンスも楽しく、
楽器移動とかで、曲の間が空いてしまうところでは、
学生達の小曲で、幕間を楽しませてくれた(*^_^*)
 
2004年12月05日


暑いほどの12月初旬。
久々の大阪城ホールに、初体験の1万人の第九に出かけていった!

今回は、Naokiの先輩が出演とあって、
チケットが素直に取れたのも良かった。
いつもは、どうしようかと悩んでいるうちに完売になってしまう。。。

大阪城公園の駅を降りて、会場までの道のり。
なんと、3グループものストリートライブが!?
観客もそれぞれいて、音量も相当な物。
何より、玄人はだしの巧さで、いつメジャーデビューしてもおかしくないほどだった!

会場は見えてるのに、ぐるりと回りを歩かされてやっと入り口に。。。
会場が広いと、なかなか大変である。
さて、中に入ると、ほぼ中央にステージそのバックに、男声
そして、正面右がアルト。左がソプラノ。
観客のスペースは、会場の1/4といったところか?
さすが、演奏者が断然多いことになる(^_-)

まだ、ステージが始まる前に、佐渡さん登場!!!
手渡された楽譜を見て、∮晴れたる青空漂うく~もよ♪
のフレーズのレッスン(^_-)
ここの場面では、皆さんもご一緒に(^^)/ということなのだ。
コーラスは嫌いではないChris
俄然、カタカナひらがな交じりの歌詞を歌おうと挑戦♪
そして、同じく手渡された、ペンライト。
こちらは、最後の《蛍の光》で、皆さんで振って下さいと。ふむふむ。。。

そんな和んだ感じで前説が終わり、
改めて、佐渡さんが、大拍手の中登場☆
なんと1曲目は、あのR高でも馴染みのある
《オリンピックファンファーレ》J.Williams
否が応でも、気分が高まる♪

小倉さんの司会で、今回のゲスト、チェロの名手
ミッシャ・マイスキーさん登場!
無伴奏チェロ組曲 第3番~プレリュード/J.S.バッハ
組曲「動物の謝肉祭」より“白鳥” /サン=サーンス
チェロ協奏曲第1番ハ長調 第3楽章 /J.ハイドン 
と、1台のチェロから、こんな色んな音が出るのかと思えるほどの
素晴らしい演奏に夢見心地になる。
佐渡さんが、是非呼びたかったゲストだったそうな。。。
又、特筆しなければならないのが、賛助出演の方々☆
ウィーンフィル。ウィーン交響楽団。から、
ヴァイオリン・チェロ・クラリネット・トランペット・ティンパニーの方々
1人で、音を全て出してるほどの迫力、音の艶。
こんなに遠くで、そして音が伝わりにくいとてつもなく広いスペース
であるのにもかかわらず、ビンビンと伝わってきた!
ユースオケとは言うものの、院生(Naokiの先輩も)や、関西のプロのオケの方々も入っていたりするのだ。
最初はまだ、堅さ的な物があったが、この頃になると、
納得させる巧さがあった!

そして、もう2人のゲスト。。。
オリンピックイヤーであった今年。
関西の金メダリストとして、
3連覇の柔道の野村さんと、マラソンで堂々金メダル野口さん。
色んなお話しを聞きながら、左右2台の大型モニターに、
あのアテネの感動画面が映し出される!
バックには、ホルストの《ジュピター》が。。。
もう、感動で、画面が涙で曇ってしまった!
「自分に自信がなければ出来ない」と言った
野口さんの素敵な言葉も、魅力的だった!

いよいよ第2部は、第九
あの有名なフレーズは、ほんの一部分。
ベートーベンは、最後の合唱に至るまで、
素晴らしい曲を書いている。
そんな激しくも綺麗な旋律に酔いながら、
合唱の少し前に、一万人が一斉に立ち上がる!
もうこれだけで、圧倒された。
そしていよいよ一万人の大合唱!
会場全体が、歌の響きで空気さえも揺れて、
私達観客の体に、ビンビンと響いてくる!!!
なんだろうこの感動は!?
汗びっしょりになりながら一心不乱に指揮をする佐渡さんのタクトで、
この会場の全てが一つになっている☆
さぁ、佐渡さんが、観客席を振り返った!
観客も立ち上がり全員の大合唱!!!
残念ながら、ドイツ語は暗くて見えなかったが、
ララララァ~でもイイと言われたように、
一緒に唱った。。。

終わる頃には、感動の涙が。。。
本当に自然に溢れてきた。
何度も何度もの拍手。。。拍手。。。
この日、この時間のために、何日間も足を運び頑張ってきた一万人の方々の生活までも感じれた一時。
年を追う事に、練習は、緻密により素晴らしい物を目指して特訓してきているのだと、
Naokiからも聞いていた。
実際、最初出だしの所は、正直、ほんの少しのリズムのずれが感じられた。
考えてみればもっともの事である。
一万人が同じリズムで唱うことなど、無理といった方が正しいと思う。
それが、無理で無くなってしまったのだから、やはり佐渡さんは凄い!
そして、一万人の方々の努力も感服する!

そんな中。静かに、ペンライトの光と共に、《蛍の光》で、
今年を労った。。。。

入ったときは、明るかったのに、外に出ると、
夜空にライトアップされた美しい大阪城が、迎えてくれた。

いつかきっと、Naokiも、そして私もこの演奏者の方になりたいと思った。

参考サイト
http://mbs.jp/daiku/2004/
TBS系12/23(祝・木)PM3:55~放映
 

2004年12月10日


1万人の第九の感動もまだ冷めやらないこの日。
Naokiが、オーディションでティンパニーを演奏することになった定演に、
ワクワクしながら、出かけていった。。。
開演は夜7時。
京都コンサートホールは、エントランスの明かりが
京都らしい情緒をかもし出していた。

今回は、2つの大曲による編成。
合唱と、独唱を主体とした
《G.フォーレ:レクイエム 作品48》
札幌交響楽団の尾高忠明先生たってのご希望の
《E.エルガー:交響曲第1番 変イ長調 op.55》
であった。

まずは、オケのバックにずら~っと合唱団(声楽他、K芸生)
が並び、ソロは、ソプラノと、バリトン。
レクイエムという題材な事もあって、とても厳かな、聖なる響き、合唱である。
パイプオルガンも入ってのオケは、教会の賛美歌を聴いてるようであった!
そして驚いたのが、オルガン。
背面に位置する会場に備え付けのパイプオルガンは、
てっきりそこの中央で弾く物と思っていたのだが
(実際そこで聴いてらっしゃるのを観たことがある)
今回のオルガンは、舞台向かって右に位置し、
それに連動して、背面の大きなルーバーのような扉が開閉するのだ!
なるほど、オケの音にとても馴染んで、素晴らしい効果を出していた☆

バリトンの彼は、以前のソロの時は、カウンターテナーをされた方。
圧倒的な存在感。素晴らしい歌声で、ぐいぐいフォーレの世界に導いてくれた。
ソプラノの彼女も、澄んだ通る歌声は、この楽曲にぴったりだった。
又、合唱も、私達がしたコーラスのレベルを遙かに超え(まぁ、当たり前^^;)
ソプラノなど、なんの濁りもなく、澄んで一つの音に聞こえた!

静かな、どちらかというと暗めな曲であるが、
こんな厳かな12月もイイなぁ~と、感じさせてくれた。

そしていよいよ、エルガー!!!
なんせ、尾高さんは、英国エルガー協会から、
エルガー音楽の普及に貢献したとして、日本人初の
エルガー・メダルを授与されている素晴らしい方☆
又、今回のエルガーは、《威風堂々》で知られるあの清々しさに、
ティンパニーなどの迫力を加味した、なかなかの曲!
『是非これを!』といわれたのも肯ける。
弦・管・打の調和がとれて、とても上手くかみ合った曲だと思った。
最初は、ビオラやチェロ、ベースの音色に、ティンパニーの静かな連打から
落ち着いた気品のある雰囲気から始まり、
ヴァイオリンや、クラリネットが
華やかにしかしあくまで心地よく、旋律を奏でる
まるで、イギリスの静かな庭園か、田舎を散歩している気分。

そして色んな弦管そして、ティンパニーが織りなす風景は、
何度も繰り返される旋律を激しく逞しくしていく。
優しい音。力強い音。Naokiのティンパニーは、なかなかの音を創り出していた!
最後には、その旋律が、ユニゾンのように全体で演奏され、
思い切り盛り上がって終わりを迎える!

しばらく、終わった後も拍手を戸惑うほどの感激だった!
勿論、あの旋律は今でも頭で鳴っている。。。。

よく頑張ったと思う。
いまのNaoki が出来る最高の演奏だった。
まだまだ、音が若いとか、経験が足らないとか、日々勉強であるが、
最後に尾高先生から促されて、観客の皆さんから拍手を頂いたのは、
とてもイイ経験になったことであろう。。。

『お疲れ!』と、終わった後最初に、尊敬するR高の先輩が、
握手をして下さったのがとても嬉しかった!と、
Naokiは疲れが吹っ飛ぶほど喜んでいた。

そして、尾高先生の素晴らしい指揮は、貴重な財産になったことだろう!
 

2004年11月23日


ベルリンフィルのメンバー17名による、わかりやっす~い曲のコンサートに、秋晴れのなか出かけていった!

1時頃には着いたのに、既にチケット交換のところには列が。。。
直ぐに1時半になり、開場。
・・・がしかし、まだリハーサル中ということで座席には座れず、
ケーキセットを立席で頂いて待つ事、十数分。
やっと、席に着いた!
S席なのだが、なんせお得な半額席。
2階の2列目だった。。。まぁ、音がイイからイイッか(^^;)
ただし、気を付けの状態の背もたれ。。。
これも、音楽が始まってなるほどと納得!
ゆ~~~ったり、リクライニングする暇はなかった(^_^)v

しかし、司会らしき人もなく、プログラムもない!?
それなのに、メンバーは拍手と共に舞台に!
おもむろに、口を開いたのは。。。
ホルンのメンバーの方!
なんと、流暢とは言い難いが、
一生懸命譜面台に書いてあるであろう日本語を、読みながら、
『今日、ここにおいでのお客様は、趣味が宜しい!』と、
とても楽しく始まった(^O^)

リルケ:ベルリンの風
ビゼー:《カルメン》メドレー
と、なじみ深い曲が続き、

『次の曲は、《私の唇にあなたは熱いキスをした》です。』
『しかし、唱ってくれるウラ・ベーレンスさんが、そう言うかどうかは、ここでは試せません^^;』と、トークは、ウィットに富んで楽しませてくれる。
レハール:私の唇にあなたは熱いキスをした(ジュディッタより)
ドイツ語で唱うソプラノは、もうそれだけで、
ドイツの香りを感じさせてくれた!

コフマン:スウィンギング・シェパード・ブルース
ヨハン・シュトラウス:《こうもり》序曲
チャップリン:ライムライト
ワイル:《三文オペラ》よりメッキー・メッサー
ビリクホルツ:クライネ・ナハトムジーク
ウィットに富んだ司会と、完璧なそれぞれの楽器のソロも入りつつ、
次々もう夢見心地の曲は続く。。。

『次の曲は、大作曲家のバッハと、もう一人の作曲家の合作です。
その人は。。。音楽事典には載っていません。
しかし。。。ドイツの電話帳には載っています。』
バッハ・ビルクホルツ(←バイオリン奏者):2台のヴァイオリンのための協奏曲
バイオリンのメンバーが2名中央に出てきて、バッハの曲を、おもしろおかしく、
2人で掛け合いながら、演奏していく!
演技も見物(^_-)

そして、いよいよ稲本響君登場!!!
ピアノの譜面をおいたりする部分の蓋が外され、
初めて見るグランドピアノの姿!?
稲本響:ニューヨーク・シャワーメドレー
稲本響:《海の上のピアニスト》より、中身のないディキシー
ピアノの蓋を外した部分に右手をおいたり、中にある砂袋のような物を動かしたりして、ジャズっぽい枯れた音のピアノ。。。
とても小気味良い☆
ミュートされたピアノのようだ。。。
ニューヨーカーになった気分(^_-)
そして、圧巻《海の上のピアニスト》
もう、感動!
激しくもあり、話しかけるような情感もあり、
それをベルリンフィルの完璧な音が、盛り立ててくれる。。。
ジーーーンと来た1曲だった!

そして休憩。
『あ~~~よかった!お客様がいらっしゃって。
帰ってはしまわないかと心配してました
お客様は神様です!』
と、またもや、楽しい司会から後半。。。
ベートーベン・ビルクホルツ(←彼のアレンジ):運命
これも、楽しめる運命(^_-)
聴かせどころはちゃんと押さえつつ、楽しませてくれた♪

アーレン:《オズの魔法使い》より虹の彼方に
今度は英語で、透き通るソプラノ

ラテンナンバー:クマーナ
ロシア民謡:黒い瞳
ブラームス:ハンガリー舞曲1番5番
本格的なオケの曲は、1/5位の人数なのに、なんて素敵なんでしょう!
個人のレベルが高いと言うことは、こういう事とだと、激しく実感!

ドイツの愛唱歌は、ウラ・ベーレンスが、ポップスっぽく聴かせてくれた。
シュルツェ:リリー・マルレーン

オッフェンバック:フランスメドレー
ケンプフェルト・シュトルヒ:
ダンケシェーン~アウフ・ヴィーダーゼーン~ベルリンの風

まるで、世界旅行でもしたかのような素敵な演奏だった!
そしてどれもが、軽妙なおしゃべりと、完成された音楽による物。。。
何度もの大きな拍手に、舞台の裏に位置する観客に360度笑顔で挨拶されて、
とても好感が持てた方達だった。

そして、アンコールは。。。
ぬ、ぬあ~~~んと、楽しい音楽に合わせて、司会の方が、
大阪の地下鉄の駅を、早口(日本人の私達でさえ言えないほどの早口^^;)で、熱唱!
本当に最後まで楽しませることを忘れなかった(^_^)v

あのベルリンフィルからすれば、《お・ま・け》の要素の演奏会だったが、
グリコのオマケのように、どうかすると、
オマケの方が楽しかったかも知れないと思ったChrisだった(*^_^*)

こんな楽しい気分で外に出ると、まだ明るい。。。
『まだやってるから。。。』って思ってると、見逃しちゃうから。
と、心斎橋に(^^)/
本当に何年ぶりだろう?
ハンズも出来てる、あ、隣はGapだ!
地下の《クリスタ長堀》なんて言う最大級の地下街が出来ちゃってる!?
でもお目当ては。。。
《佐伯祐三展》
前にも、美術館に観に行った、1番好きな画家といってもイイほどの画家である。
やはり、素晴らしい!
迫力のある、スピード感のある色のタッチ、フランスの何となくアンニュイな色遣い。
素晴らしい時期を生き急いだ画家である為か、物悲しさも絵に投影されている。

この前は、グッズを買うのを忘れたので、
今回はきっちり色々好きな絵を私の手元に置くことにした。。。

文化の香りの充実した1日だった☆



 


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