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2004年02月26日

 

Naokiがこれはお奨め!と言う、院オペを観にK芸に出かけた。

自分の打楽器の練習もしないといけないのに、男子と言うことで、ほぼ強制的に出演させられる院オペを、最初はNaokiもめんどくさがっていた。

ところが、練習が始まるにつれ、
『めっちゃ、すごいわぁ~!絶対お奨めやで』とはまり始め、
夜な夜な高らかに、ピアノの前で練習していたNaoki。

さて、立ち見も出るほどの盛況ぶりは。。。
会場に入ると、そこは1面雲の中のような異次元に。
そして、まず最初は、古代ローマの伝説を題材に、
イギリス人が作った最初のオペラである
《ディドとエネアス》ヘンリー・パーセル

題材が、古代ローマと言うこともあり、
ちょっと内容が把握しにくく、少し、こんなものかぁ~との思いも。。。
ただ、舞台の演出には驚いた。
四角い、大きな透ける3枚の布を、舞台中央の上につり下げ
何重に重なった布を徐々に上に上げていくことだけで、
古代ローマのイメージを出していた!
そして忘れてならないのが、チェンバロ。
この古代のピアノとも言うべき音色が、すんなり、古代ローマに誘ってくれた!
なんと、京響のピアノの方だとか。。。!

そして、次には、Naokiも出演の
《カヴァレリア・ルティカーナ》ピエトロ・マスカーニ

シチリアの居酒屋の息子トゥリッドゥが兵役を終え帰ると、
かつての恋人ローラは、羽振りの良いアルフィオの妻になっていた。
ローラへの愛を忘れようと、自分を愛してくれるサントゥッツァと
関係を結ぶが、その事が、ローラの嫉妬と虚栄心を呼び覚まし、
ふたりは、昔のよりを戻してしまう。
恥辱の思いに打ちひしがれたサントゥッツァは、トゥリッドゥの母ルチアに打ち明けるが、復活祭の忙しい時にと、取り合ってもらえない。
トゥリッドゥに戻ってきてと訴えるが、ローラへの愛に、サントゥッツァの事を、疎ましく思う。
取り合ってもらえないサントゥッツァは、アルフィオに、妻の不貞を暴露する。
アルフィオは激怒し、復讐を誓い、トゥリッドゥと決闘する。
不安に怯えるサントゥッツァとルチア。
村人の、『トゥリッドゥが殺された!』の知らせで幕が下りる。

とまぁ、ありがちな嫉妬劇に、素晴らしい音楽。
感情豊かに苦しい思いをぶちまけるサントゥッツァの演技と歌の素晴らしい事!
良くもまぁあれだけ、声が続くものかと感心した。
そして、トゥリッドゥの朗々としたテノールの訴えかける事!
このふたりの掛け合いは、それはそれは素晴らしかった。
そして、母親のルチアのアルトの威勢良さ。アルフィオのバリトンも、
トゥリッドゥに負けず劣らず、ずしんと心に響いた。

さて、Naokiはいずこ!?勿論いましたよ。
復活祭を祝う村の人々、その他大勢。
でも、彼らのコーラスも、この嫉妬劇を盛り上げてくれるシチュエーションには、無くてはならぬ!?もの。。。だったと思う!?

音楽的にも、舞台地下の場所に入りきらないほどのオーケストラ(楽器)で、
観客のすぐ前で演奏されて、素晴らしい迫力だった!
こちらの演奏者も、大学院生。巧い訳である☆

歌の巧さ、迫力に圧倒されながら、びんびん体に感じて、雪交じりの雨の中
興奮冷めやらないChrisだった。
 

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