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2004年02月22日


今日は、随分前から楽しみにしていたコンサートに出かけた。

NaokiがR高で吹奏楽の自由曲で演奏した、R.シュトラウス《ドン・ファン》や、
やはり、吹奏楽で良く演奏される、レスピーギ《ローマの松》
それに、ビゼー《カルメン》となると、逃す手はない!
その上、指揮が井上道義。大フィルと来たら、魅力満載なのである♪

小雨の中、ザ・シンフォニーホール(大阪)は、ほぼ満席であった。
道義さんが出てくると、割れんばかりの拍手。
そして、指揮台に乗るや否や、すぐに《ドン・ファン》は始まった!
バイオリンの素晴らしい響き☆吹奏楽では味わえない感動である。
ともかく、個人のレベルの凄さに舌を巻いた!
ソロのバイオリンの音の素晴らしさ。
オーボエの甘く温かい響き。
一気に、大フィルのファンになってしまったほどである!
交響詩《ドン・ファン》としての、広大な場面がよみがえるようだった。
プロの、そしてオケの素晴らしさを痛感せざるを得なかった。

そんな感激に浸るまもなく、やはりR.シュトラウスの《サロメ》が始まった。
彼の作品は、打楽器、管楽器が熱い!
トライアングル一つにしても、こんなに主張出来るものか!?
と驚かされた。
シロフォンは、同じ旋律を何度か続けて繰り返すのだが、
Naoki曰く、『白鍵ばかりなので、とても難しい。黒鍵が適当にはいるとスムースに運べるのだが、あの速さで、音も主張を持って、あの旋律を繰り返すのは至難の業』だそうな。。。

そして、道義さんの華麗な指揮に魅せられるように、
サロメの踊りのシーンが展開していく。

次は、《カルメン》あの誰でもが知っているフレーズに、間奏曲も入って、
素晴らしい盛り上がりを見せた。

最後は、《ローマの松》
ローマの松に託して、レスピーギが歌いたかったローマの情景が次々現れていく。
風のささやきのような穏やかな風景:ボルゲーゼ荘の松
荘厳な旋律に、祈りの歌声を感じさせる:カタコンブ付近の松
静かな夜の情景に、満月の中の松:ジャニコロの松
最も有名な、素晴らしい盛り上がりを見せるクライマックス:アッピア街道の松

最後のアッピア街道の松は、このホール(舞台を取り囲む様に座席が配置され、正面高くにパイプオルガンがある)を生かして、パイプオルガン、そしてその横高いところからも、トランペットが聞こえてきて、会場が一つになり、体が震えてしまうほど、その盛り上がりに感動した!
最初から、ずーっとティンパニーは小さくリズムを刻むのであるが、最後に最高に盛り上げるまでの微妙な持って行き方の巧さは、さすがだなぁ~と、感心した!

K芸の仲間の子達も行ったコンサートだったが、
打楽器は殆どの方が、K芸出身、先輩である。
ティンパニー奏者は、なんと3年在学中から、大フィルに入られたとか!
巧いはずである。
クラリネットも、K芸院生の方が出られたり、助教授がいたり、
とても仲間内のような感じで、嬉しかった♪
ちなみに、オーボエソロで、素晴らしい演奏を聴かせてくれた方は、
管打楽器コンクールで1位の方とか!

個人レベルの凄さ、選曲の良さ、そして、道義さんの魅力に酔いしれた1日だった☆

アンコールは・・・
『松竹梅の1番イイ松を演奏しちゃったから、今日はありません^^;』
by 道義

 
 
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