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2005年10月23日


時代祭りとかの観光客なのか、道が驚異的に込んでいた京都祇園
八坂神社のすぐそばにある小さな画廊《ギャラリー白川》
http://kaze-net.jp/gallery/
舟越桂の版画なども扱うとってもおっしゃれぇ~な空間
その中でも、ジョン・ケージ。。。
そう、現代作曲家で、打楽器の曲も有名な彼は、
いわゆるアーティストで、画家としても非凡な才能の持ち主なのだ!
生前、京都賞を受賞するなど、京都と縁のあるケージの作品を
とっても多く紹介してきた画廊なのである。

そんな事から、『ケージを通して見えてくるもの』と言う事で、
レクチャー+コンサートとなった!
貴重なレクチャーの方は時間が間に合わなくパスさせていただき、
さて、コンサート♪
慌てて入ると、なんと席は満席(@_@)
私も含めて招待客が殆どだろうが、
それでも、ジョン・ケージファンの熱気を感じた!

《Living Room Music》
この前、おばあさん役で笑いを取ったあの曲を、
普通の服装で、譜面どおりにシンプルに演奏!
やはり、演じながらやった方が、楽器になりえるものの理屈付けが出来て、
もっと素直に楽しめたかなと、思った。

《Cheap Imitation ⅠⅡⅢ》
ヴァイオリンでの曲。
これが又、唸るほど難解な曲(*_*)
私には・は苦痛でしかなかった。。。
馴染めない音の羅列と言った感じ。
演奏する人も理解してやるの大変だなぁ~
・・・と、変なところで感心(^^;)
ただ、この曲も、しっかり理解してる方が演奏したら、
素晴らしく聞こえるのだろうと、Naoki。。。

《In a Landscape》
ビブラフォンによる演奏。
これは、普通に美しい旋律もある現代曲。
耳に優しく入ってきた。

次は、男性ピアニストが、真っ赤なトイピアノを持って登場!
あの、ジョン・ケージを有名にならしめたような
《4'33"》
なんと三楽章からなるのであるが、ピアノの開閉によってしか、
楽章が表せない!
そう。。。音を全く発しない曲なのだ!
つまり、空気のように充満する『音』に目を向けた作品なのだ。
当然のことのように、観客の中には、この曲を知らないものはいない。
だから、ただひたすらこの空間を味わっていた(^_^)v
だからと言って、ピアニストは適当に座って終わるのではなく、
ちゃんと、リズムを刻んで、しっかり頭の中で三楽章を演奏?したことになる。
終われば、笑みと共に、お疲れさんの拍手(*^_^*)

《Suite for Toy Piano》
やっと、トイピアノの音が聴ける☆
おもちゃのピアノは、一音に色んな音の成分の響きが出てくるので、
そのおもしろさを狙った曲。
単純に可愛くて、音の響きに初めて注目した♪

《Freeman Etudes》
無伴奏ヴァイオリンのための曲。
友人のベティ・フリーマンに捧げられた。
なんと、15年間に渡り、32曲を書く。
今回は、その最後の曲を演奏された。
先ほどの曲ほどではないが、やはり難解。。。

《Amores》
打楽器(トムトム)を、3名によって演奏。
まぁ、比較的分かりやすいノリのイイ曲だった。
ノリ良く演奏したNaokiだったが、あの会場の雰囲気からすると、
あまり演奏し易いようには感じられなかった。。。
う~~~む。狭い(*_*)

ま、私は祇園の雰囲気とケージの絵と
ああ言う空間で、新しい試みをする画廊の方に、拍手♪と言うところだった。
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