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2003年11月02日


1日は、主人も帰ってきていたので、お休みし、
最後の2日に、ルンルンで出かけていった♪

3日間連続で、学生コンサートはあったのだが、今日のは長いバージョン。
Naokiが出るというのでこの日に合わせた。

何しろ、誰も知らない!?芸祭なので、観客は身内のみ(^^;)
写真を撮りたい私は、思い切ってほぼ最前列に!
正面はさすがに恥ずかしいので、気持ち横に。。。

まず最初は、3回生弦楽アンサンブルで、
《ディベルティメント 第1番 ニ長調 作品136 モーツァルト》
何となくかすかな空気の雑音のような物が、
弦の響きで、全く別世界に誘ってくれた!
こんな感動は、吹奏楽ではなかった事である。
その感動をずっと持続したまま素晴らしい演奏は終わった!

次は、2回生の管弦楽法管弦楽団で、
《3つのジムノペティより サティ》
《ヴォカリーズ ラフマニノフ》
《ウエストサイド物語より、トゥナイト バーンスタイン》
全てを、2回生のみで編曲したりして曲を造り上げ努力の作品。
これはちょっと、まだ出来上がってない感じが。。。
知っている曲だけに、編曲の難しさが分かった。

さて次は、1~4回生卒業生も含めての、Ensemble C.T.Aで、
G.F.Handel 
《Aria"Molto voglio,molto spero"from Opera【Rinaldo】》
《Duetto"Per le porte del tormento"from Opera【Sosarme】》
《Aria"Venti,turbine,prestate"from Opera【Rinaldo】》
中央にチェンバロを配置し、バロック音楽の素敵さを思いっきり堪能出来た!
そして、写真を撮るのも忘れるほど、歌が良かった!
最初は、ソプラノ一人で。少し表現力は乏しかったかも知れないが、
か細い乙女の声とは思われないほど、会場に響き渡った。
2曲目には、なんと会場から歌声が。。。
後から聞こえてくる声は、アルトかな?と、振り返ると、
タキシードに身を包んだ大柄な男性が!!!
素晴らしい表現力と、ソプラノの域まで朗々と歌い上げるその歌に圧倒されてしまった!
ああ、これが、カウンターテナーって言うのかなぁ~と、考えつつ、
もうこんな近くで、響き渡る声を感じられた幸運に感謝したのである。
お金も払わず、申し訳ない気がした私だった!

その興奮に酔いしれるまもなく、
クツカケフェスティバルオーケストラの登場!(全学年で構成)
《Piano Concerto No.5 Emperor L.V.Beethoven》
中央にピアノ。後の方にもう1台ピアノが配置され、
有名な《皇帝》が始まった!
指揮者も、ピアニストも学生である。
どの音も、濁りのない素敵な音の重なり合いで、
なんと言ってもピアノの素晴らしさはなかった!
なんせ、彼らの息使いまで聞こえてくる席で、
そのピアノの指は、力強く、そして流れるように旋律を刻む。
私のような者にとっては、考えられないスピードのピアノ。
最初は、細いとてもあの音を奏でるのが考えられない男性が弾き、
途中から、静かな場面には、大柄の女性に代わり、やわらかぁ~な旋律。
そして、最後に学ランを着た男性にバトンタッチ。
学ランは、次の吹奏楽の時に着るのかなぁ~と
楽しいいでたちの彼を微笑ましく思った
これが又、素晴らしい激しいピアノを弾いて見せた!
改めて、ピアノの凄さ、素晴らしさを痛感した。
これが、生徒なんだ!?と、
将来活躍するかも知れないピアニストを、今感じれた事に感激してしまった!

そして、最後は吹奏楽。はじこブラスの出番。
《五月の風 真島俊夫》
《稲穂の波 福島弘和》
《エルザの大聖堂への行列 Richard Wagner》
《バックドラフト Hans Zimmer》
《スター・ウォーズ・コンサート・セレクション John Williams
ここでは、みんな高校時代の制服で出演♪
まだちゃんと持ってるのも凄い!?と馬鹿な考えも浮かんで、楽しく始まった。
吹奏楽は、知ってる曲ばかり。やはり、緊張感がまるで無くあくまで楽しんでる感じ。
『これは、やっぱ、R高が上だな』と思いつつも、楽しく運ぶ。
ところが、出ているはずのNaokiがいない!?
もしや、倒れたか!?と、心配になりつつ目を皿のようにみていると、
アンコールのサンバの曲で、かけ声で立ち上がった帽子をかぶった男子生徒!
ムムッ!Naoki!
よく考えたら、そう言えば、遊びで今回チューバをやるって言ってたなぁと、思いだした。(^^;)
中学の時に、チューバが一人もいなくて、1年ほどやったのである。
そうしたら、最後は舞台を横断して来てタンバリンを片手に、パーカスの先頭に!
本来のキャラである(-_-;)
こうして思いっきり盛り上がって?学生コンサートは終わった。
なんと充実した楽しいコンサートだっただろうか!
満足の気持ち一杯に、最後の講師陣のコンサートを待った。

夜になり、今度は、講師・学生・院生による、木管アンサンブルが始まった。
《八重奏曲 フンメル》
《ハイドンの主題による変奏曲 ブラームス》
《管楽セレナーデ ドヴォルジャーク》
それはそれは柔らかい調べで、あま~~~い気持ちの中、
完璧な演奏を堪能出来た。

夜はどっぷりと暮れ、バスの時間を気にしつつ慌てて帰路についた私だった。

こんな素敵な演奏会を、内輪だけで見るなんてホントにもったいないと、
興奮気味の私だった。
そんな私を、帰ったら、もっと興奮させてくれる出来事が待っていた!
R高、全国大会金賞!!!
よくぞ頑張ったよ!Naoki達がどうしてもとれなかった金賞!
凄い!後輩のみんな、そして後援会の皆さん。
本当にありがとう☆
 
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